9/19・藤枝戦 プレビュー

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藤枝 vs 大宮

明治安田J2リーグ

第7節

藤枝 vs 大宮 レビュー

藤枝 vs 大宮 レビュー

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終了間際に泉のボレーシュートで同点、無敗を継続

明治安田J2第7節は、アウェイに乗り込んで臨む藤枝戦。2025年のリーグ戦では2勝したが、ホームもアウェイも1-0。百年構想リーグでは1勝1敗。いつも接戦になるカードだ。第6節終了時で3勝3分。緊迫感のある一戦だが、無敗を貫きたい。
試合の立ち上がりは、ホームの相手に押し込まれた。2分も経たないうちにペナルティエリア内に攻め込まれ、シュートは打たせないものの、守勢を強いられた。10分が経過しても相手の圧力は強く、試合のリズムを作れなかった。その中で目立ったのは、エドワードの落ち着いたプレーだった。パスを受けると、相手に囲まれても巧みに上体を操って接近を阻んでマイボールの時間を作り出した。
すると、少しずつ組織的なプレーで相手陣内に押し返し、ボールを失ってもセットした守備陣形からボールを奪いに行けるようになった。19分、尾崎が前に出てインターセプトをすると、豊川がミドルシュート。さらに20分、中盤から豊川がドリブルで左に流れると、入れ替わるように左から中央へ入り込んだ泉にパスが通り、ミドルシュート。連続して相手ゴールを脅かした。
25分を過ぎると、完全に優勢。32分、エドワードが右サイドでドリブルキープ。カプリーニのミドルシュートにつなげた。37分、バックパスと判断されたボールを相手GKがキャッチして ペナルティエリア内でFKを得た場面は、大きなチャンス。GKが壁に入り込んだ相手の守備に対し、横パスでずらしてカプリーニがシュートを狙ったが、相手のブロックに阻まれた。39分、エドワードの中央突破からカプリーニがシュート。完全に試合の主導権を握った。しかし、45分、連続してCKを取られると、クロスを押し込まれて失点。先制を許してハーフタイムを迎えた。
後半は、1点リードした相手がブロックを築く守備。切り崩すのが難しかった。51分には、カウンター攻撃を受けた。リスクを感じながら攻撃を狙う展開だ。56分、エドワードに代わってカウアン・ディニースが出場。相手守備の狭間にパスを呼び込み、攻略を図った。
66分、杉本、中山、小林を同時に投入すると、泉が左SBへ。ナダル監督が「これ以上攻撃的な選手を置けない」という布陣でギアを上げた。次第にカルリーニョスや杉本に惜しいパスが出るようになり、少しずつゴールに近づいた。77分、最終ラインに入った中山が左へフィードを飛ばすと、カプリーニが相手と競ってボールを残し、泉がボレーシュート。GKに防がれたが惜しかった。
85分、途中出場のマギーが右のエンドライン際でボールを残すと、カルリーニョスのバックパスから杉本がワンタッチシュート。88分、中山が浮き球で送ったパスが伸びるとクロスバーを直撃。
そして、終了間際の90+5分、関口が左足でふわりとゴール前に入れたパスを杉本が胸で落とし、泉がそのままワンタッチボレーシュートをゴールへ突き刺し、同点に追いついた。泉は「先発の位置ではマンツーマンで付かれるけど、サイドバックになったら後ろからフリーで入って行ける。僕を置くということは、ボックスに入って行けという意図かなと思った」と狙い続けたプレーが実った。
試合は、ほどなく終了。苦しい試合だったが、劇的なゴールで追いつき、無敗の継続に成功した。
ただ、試合後の選手たちは、悔しそうだった。今季は、10代の若手選手を積極的に起用しながら戦っており、これまでにない難しさも伴っている。しかし、対戦相手からは早くも警戒、対策をされている。試合の流れを奪えたこと、追いつけたことは収穫だが、関口は「勝ち切れなかったのも事実」と話した。攻撃を加速させたマギーも「次は先発か途中か分からないけど、チームを勝たせるように頑張りたい」とひたむきだった。
次節は、ホームで甲府戦。今後も難しい戦いを強いられることが予想されるが、そのハードルを乗り越えてこそ、J2を制してJ1へという目標に近づく。
(総評:平野貴也)

監督コメント

選手たちのパフォーマンスを誇りに思いますし、勝利に値するものを見せてくれたと思います。自分たちとしては攻撃的に前に出ていって、開始1分から攻撃しながら前に向かっていく姿勢をファン・サポーターの皆さんに見せたいと考えていました。
シュートに関しては、最低でも20本は枠内に打ちたいという話をしました。最終的に、実際のスタッツは19本だったと思います。われわれのほうがより多くのシュート、より多くのチャンスを作ることができていたと思います。ただ、実際に最後の場面で決め切るところで苦労してうまくいかなかった部分もありましたが、それでもわれわれはより良いチャンスを作り出していくことで、次も勝利を目指してやっていけると考えています。アウェイの試合なので、いつも以上のものが必要になってくるところもあったと思いますが、その中で選手が見せてくれたものはとてもすばらしかったと思います。
相手よりも攻撃の脅威は多かったと思います。ピッチ上のパフォーマンスを考えると、最低でも勝点1、もちろんそれ以上のものを目指してはいますが、勝点1というのはわれわれに値したものではないかと思います。同時に、相手のことも称賛したいところがあります。しっかり戦ってよく守っていたと思いますし、ファンの皆さんにとっては良い試合だったと思います。

選手コメント

多くのチャンスを作ることはできましたが、そこで決め切ることができず、セットプレーで失点してしまいました。最後は(泉)柊椰くんがゴールを決めて、チームとして成長しているところを見せられたので、それは良かったと思います。
リーグ戦では初めてのスタメンでしたが、やることは変わらないので、一つひとつのプレーをしっかり落ちついてやろうと思っていました。柊椰くんとの連係は、今週の練習で意識して取り組んできた部分です。もっとドリブルではがしたり、もっとクロスを多く入れられれば、よりチャンスにつながると思います。守備での1対1の場面では自分のカバーをしてくれる選手たちもいたので、思い切ってやれたことは良かったと思います。
(ここから出場機会をつかんでいくために)まずは自分の課題をもう一回見つめ直すことは当然ですが、自分の強みは何かを考えて、それを出すためにどうすれば良いのか、周りの選手と話し合ってもっとチャレンジしていきたいと思います。直近は引分けが続いていますし、試合後のファン・サポーターからの声であったり熱い気持ちに対して、勝利という形でしっかり恩返しできたらいいなと思います。
得点の場面は、(杉本)健勇くんが真ん中に入ったら高さが出ますし、あまり直接シュートのイメージはありませんでした。こぼれてくるかなという感覚で、その前にも1本あったのですが、そこは後ろから入っていけるぶん、狙っていました。
サイドハーフだと5枚に対してマンツーマンを使われますが、サイドバックになったことで後ろから隠れて入っていけてフリーになるので、引かれたらミドルエリアからシュートはチャンスになるかなと思っていました。
ここ2試合は無得点だったので、この引分けを評価すべきなのか。自分自身のシュートシーンもたくさんありましたし、僕だけではなく全体的にもシュートシーンたくさんあって押し込めてもいたので、そこからの崩しというのは、やはりまだまだ課題なのかなと感じています。
僕らのサッカーは、先制すれば結構勝ち筋が見えてくるというか、やっぱり相手に引かれる前に取ることが大事になってくるというのはここ数試合で感じています。
(途中からの出場でしたが)0-1で負けている状況で入ったので、なんとか点を取ったりチャンスに絡めるようにと思ってプレーしました。いいプレーもあったとは思いますが、個人的には判断と予測の部分が課題で、ボックスの中の動きをもっと増やさないといけないですし、あとはもっとパッションを出さなければいけないと思います。
途中から入る選手としては、みんなは90分出ている中で、自分は少ししか出ていないのでもっとやらなければいけないと思います。次の試合に向けてしっかり練習して、もっと準備して、途中から入るにしても頭から出るにしても、しっかりチームを勝たせるように頑張っていきたいと思います。

Facts

主審

先立 圭吾

副審

鶴岡 泰樹, 池田 一洋

第4の審判員

内山 翔太

入場者数

6,065

湿度

74%

ピッチ状態

全面良芝

気温

25.3°C

天候

Kickoff time

2026年9月19日, 18時30分

Match

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