明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド EAST-Bグループ 第7節
2026.3.21 [SAT] 14:00 ヤマハ

磐田

VS

大宮

緩みや甘さを排除して。3試合ぶりの勝利を目指すアウェイゲーム
いわき相手にPK負けを喫し、藤枝にホームで敗れた大宮は、3試合ぶりの勝利を目指して磐田とのアウェイゲームに臨む。

3月はJ2勢との4連戦となる。ここまでは2敗。次の磐田、その先の甲府と難しい相手が続くが、ここで勝点を積んでいかないと、EAST-Bグループの頂点は見えてこない。正念場だ。

磐田は、ここまで2勝4敗と思うような結果を残せていない。2つの勝利もPK戦で得たもの。90分での勝利は一度もなく、勝点5の7位(大宮は勝点13の3位)と出遅れている。ただ、楽観はできない。加藤聖は「磐田は調子が良くないようですが、そういう相手こそ怖い。何かを懸けてこの一戦に臨んでくると思うので、気を引き締めて、圧倒できるように練習から全力で取り組んでいきたい」と、緩みや甘さを排除していた。

今季から磐田を率いる志垣良監督は、[4-4-2]の布陣を土台に堅守を持ち味とするチームを構築している。6試合を終えての失点数は大宮の「7」よりも少ない「6」で、クリーンシートも2度記録している。その一方で得点力が課題で、渡邉りょう、グスタボ・シルバ、佐藤凌我など決定力のある選手はいるものの、ここまで複数得点をあげた試合はない。

とはいえ大宮は、今節も対戦相手の特徴を頭に入れながらも、自らの良さを発揮することを意識する。磐田が前からボールを奪いにこようが、ブロックを組んでこようが、冷静かつ正確にビルドアップすること、鋭い動き出しで相手の背後を突くこと、勇気ある縦パスを差し込むことで、ゴールを奪いにいく。

さらにアウェイから勝点3を持ち帰るために、球際の強さ、相手に遅れない一歩、走り切る姿勢など、藤枝戦で再確認したサッカーの本質が、戦術を語る前にあるべきだ。

(文:粕川 哲男)

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監督コメント
藤枝戦後に試合を見返して、悪かったところと良かったところを整理しました。そして、相手にブロックを敷かれた中でも躍動感を出していくことを選手たちと共有しました。あそこまで守りを固めらても自分たちのデータは悪くなかったのですが、なぜ勝点3につながらなかったのかと言えば、最後の局面を徹底できていなかったからです。

対戦相手によっては、自分たちにダイナミズムを出させないようにゴール前にバスを置いてくることがあります。そこをどう打ち破っていくか。やはりゲーゲンプレスは自分たちの武器で、(藤枝戦の)前半に2度作った決定機も、ゲーゲンプレスからでした。あそこで確実に仕留めていれば違う流れになったはずで、相手を前に出て来ざるを得ない状況に追い込めたと思います。そういう意味でも、主導権を握るために必要なプレーがあること、我慢強く0-0の時間を続けながら相手をジワジワと衰えさせる試合運びの大切さをフィードバックしました。

中盤から前の選手の並びに関しては、探っているというより、みんなにチャンスを与えてアピールできる環境を作っているつもりです。日髙(元)、(神田)泰斗、松井(匠)などは、すごく良くなっていますし、自分も絶対に試合に出たいと思っているはずです。選手を固定せず、少しずつ代えながら選手の良さを引き出すための工夫をしているつもりです。若い選手はもちろん、経験ある選手も良い雰囲気、良い意識で練習に励んでいるので、今後もそこは徹底しながら積み上げて、「絶対に俺が出る」という気概を見せつけてほしいと思っています。

磐田は監督が代わられて、(自分が大宮で初めて指揮を執った際の昨季のチームとは)違ったサッカーをしていると思います。分析は進めますが、まずは自分たちのやりたいプレーを出すことが大事なので、そのために選手たちの良さを引き出すためのフォーメーションをしっかり決める。そして、相手のストロングをつぶしながら戦う。アウェイゲームですが、90分で勝点3を取れるような展開に持っていきたいと考えています。
選手コメント
藤枝戦では非常に多くのシュートを打っていましたが、決めなければ意味がありません。どれだけ攻めていても、大事なのは決めるかどうか。僕も1本、(山本)桜大からの折り返しを決められなかったので、決められるように練習します。

また、僕自身もミスが多かったかもしれません。プレッシャーがあっても、引かれても、相手のシステムや対応に関係なく、長所を出してボールを失わないでプレーしなければいけません。相手にマークにつかれていたとはいえ、もっと(ゴール前に向けて)走ればよかったと反省しています。相手にあそこまでブロックを組まれたら自分たちも動かないと崩れないので、特に後半はもっとランすればよかったと思います。

磐田には、昨年アウェイで逆転勝ちしているのでいいイメージはあります。藤枝戦で足りていなかったベースの部分、そこをしっかり出せればいいサッカーができると思います。前半の入り方を大事にして、たとえ流れが悪くても粘り強く戦えればと思います。
セットプレーの守備に関しては、選手各々でやり方というか、守り方があるとは思います。それぞれの正解が何かは分かりませんが、自分の意志を伝えるのも大事だと思いますし、みんなで声を掛け続けること、しゃべることも大事だと思います。黙っていたらやられることが多いから、常にしゃべる空気を作ることも大切だと感じます。

特にスローインの場合は、スキを突かれることがあります。みんながサボっているわけではないと思いますが、誰かが行ってくれるやろうというようなマインドになって一歩が遅くなることがあると思うので、そこはなくしたいです。セットプレーでの失点は、もったいないので。守備のときに集中するのはもちろんですが、攻撃で点を取りたいです。

磐田戦は思い切りやりたいです。全員が迷わず、楽しく、思い切ってサッカーがしたい。大事なのは90分が終わったときにどうかというところです。最初から最後までパーフェクトな試合なんてあるわけないので、試合の入りで相手に勢いで勝られたら、それ以外の部分、技術であったり、動きであったりで勝ればいい。球際や姿勢で負けないのも大事だけど、そこで負けたとしても、失点したとしても、選手一人ひとりがやり返せばいいと思えるかどうか。試合中に「次、次」と切り替えることが大事です。自分も含めてそういったマインドで戦うことができれば、問題ないと思います。
藤枝戦は、自分は0-2からピッチに立ちましたが、2点のビハインドは関係ないというか、大宮にはそこから逆転する力があるので、まずは1点を取ると思って入りました。カプリーニが1点を返して、最後の最後に自分にチャンスがありましたが、あと少し足がボールに届きませんでした。チームのみんながチャンスを作ってくれたのに、そこで自分が決めることができなかった悔しさがあります。

あれだけ守りを固めてくる相手と試合をしたのは、今季初めてです。ゴール前に人数を割いて、プレッシングに出てくることもなかった。今後も、ああいった対策をされる試合があると思うので、そういった相手をどう崩していくか。藤枝戦を教訓に、練習からしっかり積み上げていきたいです。

前回の磐田戦では2得点できました。今回も3点くらい取るのがベストですが、1点でもいいし、何よりも大事なのはチームが勝つこと。そのために自分に何ができるか、そこを一番に考えています。途中から試合に出たら、この前のようにチームの勢いを落とさず、もっともっと上げることを意識します。自分は今、(杉本)健勇くんの動き、(泉)柊椰くんのドリブル、(山本)桜大のシュートなど、いろいろなことを勉強しています。自分が同じことはできませんが、彼らから刺激を受けて頑張っています。彼らのプレーを参考にして自分のプレーの幅が広がっていると思うし、成長を感じながら楽しくプレーしています。ただ、そろそろ点を取らなアカンから、もっと頑張ります。
メンバー

スターティングメンバー

GK 1 川島 永嗣
DF 50 植村 洋斗
DF 30 山﨑 浩介
DF 52 ヤン ファンデンベルフ
DF 22 上夷 克典
MF 6 金子 大毅
MF 18 井上 潮音
MF 39 角 昂志郎
MF 33 川合 徳孟
FW 16 グスタボ シルバ
FW 9 渡邉 りょう

控えメンバー

GK 13 阿部 航斗
DF 2 川﨑 一輝
DF 3 森岡 陸
DF 36 吉村 瑠晟
DF 66 増田 大空
MF 77 藤原 健介
FW 11 マテウス ペイショット
FW 14 ポラメート アーウィライ
FW 27 佐藤 凌我

監督

志垣 良

スターティングメンバー

控えメンバー

監督

宮沢 悠生
試合データ

主審

大橋 侑祐

副審

村井 良輔

副審

池田 一洋

第4の審判員

松本 康之

入場者数

天候

ピッチ状態

気温/湿度

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