明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド EAST-Bグループ 第8節
2026.3.28 [SAT] 14:00 JITス

甲府

  • 14' 太田 龍之介
  • 43' 太田 龍之介
2 - 1
2 前半 0
0 後半 1

大宮

  • 84' 山本 桜大
試合経過
上位対決で引き離せるか。見せつけたい“成長途上の力”
前節の磐田戦、充実した攻守で3試合ぶりに勝点3をつかんだ大宮が、アウェイでの連勝を目指して甲府に挑む。

ここまで5勝2敗(PK負け1回)の大宮は、7試合を終えた明治安田J2・J3百年構想リーグEAST-Bグループで首位に立つ。ただし2位以下との開きは少なく、4位の甲府とは勝点2差だ。アウェイゲームとはいえ90分で勝負を決めて、その差を広げたい。

甲府を率いる渋谷洋樹監督は、2014年8月から17年5月まで大宮で監督を務めた。ヘッドコーチとして23年7月から12月まで在籍経験もある。それ以前に育成年代の指導経験も豊富で、大宮を知る監督の1人だ。なお、大宮から期限付き移籍中の藤井一志と福井啓太には出場制限がない。2人とも7試合連続で先発出場しており、今節もアクシデントがない限りは2列目と最終ライン中央での出場が予想される。甲府はさらに今月、町田から完全移籍で元大宮の黒川淳史を迎えている。大宮との関係が深い選手がいるため、彼らの成長を確かめるという楽しみがある一方、ピッチで戦う選手たちには、やりにくさもあるだろう。

[3-4-2-1]システムを基本とする甲府は、ここ2試合は無得点で敗れているものの、サイドを起点に手堅く試合を進めてくる。セットプレーからチャンスを創出する場面も多く、キッカーを務める荒木翔、平塚悠知の左足は警戒したい。

縁のある監督、選手との対戦とあって、熱量は自然と上がる。昨年、練習場で福井と1対1を繰り返していたという泉柊椰は「最近は内側に入ることも多いのでマッチアップもあるはず。楽しみです」と闘志を燃やす。勝利が最優先ではあるが、宮沢悠生監督の下で追求している大宮のスタイルを、さらには成長途上にある選手個々の力を、見せつける機会としたい。

(文:粕川 哲男)

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監督コメント
前節の磐田戦は、選手の良さが出ていましたし、うまくいった部分がたくさんありました。ただ、まだ何かを成し遂げたわけではないし積み上げていく段階なので、やることは大きく変わりません。練習でも、徹底する部分、精度、質、意識の面を再確認しながら、自分たちはもっといいチームになるんだ、強いチームになるんだというところを選手たちと共有したつもりです。

磐田戦で先発した前線の4人(日髙元、カプリーニ、山本桜大、泉柊椰)は、自分が与えたタスクを愚直に遂行してくれたと思います。しかも、ただ単に相手に寄せるだけでなく、自分たちの狙いを持ってボールを奪いにいくプレーがかなりできていました。その点に関して、誰が試合に出ても実現できるレベルを目指しているので、出場時間を狙っている選手たちにも、その狙いやメッセージは届いたのではないかと思っています。

甲府は磐田と異なるフォーメーションなので、まずは自分がしっかり分析します。ただ、やることは大きく変えずに、狙われるところはどこなのかを確認します。これまでの甲府の試合を見る限り、球際の強さや独自の色がありますし、昨季一緒にやっていた(福井)啓太と(藤井)一志という、すばらしい選手が光り輝いているので、自分たちはそれ以上の持ち味を出して、自分自身にも相手にも勝つ。自分たちのやりたいサッカーを表現して、甲府から勝点3を取ってくることをイメージして試合に臨みたいと思います。
選手コメント
磐田戦は、みんなが100%を出し切って戦ったからこその勝利だったと思います。それでもやることは変わりません。セットプレーからの失点がゼロだったから終わりではなくて、上にいくためには大事なところなので、(セットプレーの守備については)つねに意識していきたいです。

(サインプレーからの先制点は)本当においしいアシストというか、(山本桜大が)あの難しいシュートを決めてくれてアシストになりました。ただ、アシストはアシストで、数字として残るのは僕としては大きいです。中央に上げるモーションじゃないと相手も(フェイントに)引っ掛からないので、相手の意表を突くことを意識したら、カメラも振られたみたいで映像がブレていましたね(笑)。

次で甲府に対して勝利することができれば、僕らが単独首位のまま勝点差を広げられるので、大事な一戦になると思います。とにかく結果にこだわって、アウェイで勝点3を取りたいと思います。
(前節の磐田戦で)ひさしぶりに公式戦のピッチに立つことができて、ホッとしました。公式戦は、練習や練習試合と比べると強度もメンタルの部分もずいぶん違います。ただ、練習からクオリティの高いプレーを意識して、段階を踏んで練習試合を経験していたからこそ、復帰戦でチームの勝利に貢献するパフォーマンスを見せられたと思います。

全力を出し切ったこともあって途中交代になりました。最後までピッチに立っていられるようにコンディションを改善していきたいですし、技術、戦術、ポジショニングや連係に関しても、もっと良くするためにトレーニングに励みたいです。自分自身、もっともっと成長できると信じています。

試合の流れや展開で何をすべきか変わってきますが、磐田戦はインターセプトができればゴールに直結するような場面が多かったので、迷いなくプレーを選択して実行できました。もちろん自分はDFなので、まずは失点を抑えること、背後のケアなども常に頭に入れながら、いいバランスでプレーできたと感じています。

甲府戦は、難しい試合になると思います。相手のストロングポイントをしっかり消して、自分たちが主導権を握れるように準備したいです。よくカプリーニと話をしていますが、(藤井)一志は本物のストライカーです。つねに動いていいポジションを取って、そこからワンタッチでゴールを決める。昨季の(開幕戦の)山形戦も、一志が一瞬で相手を外してゴールを決めました。要注意人物であるのは間違いないですが、ピッチで再会できるのは楽しみです。とはいえ自分はDFなので、試合では一志を抑えるためにできる限りのことはやります。
磐田戦は(アクシデントによる前半途中での出場になり)考える余裕もなく出場しましたが、あまり慌てることなく、追加点を奪うこと、失点しないことを意識してプレーすることができました。試合をとおしてプレスバックが効いていましたし、コンパクトなフィールドを作ってのゲーゲンプレスもハマっていたので、チームとしてやりたいことができていたと思います。

自分が入ってから、前に出ていくプレーやスルーパスを出すシーンを何回か出すことができました。そこは続けつつ、失点の場面は改善していきたいと思います。チームとしてこう守りたいという形で全部守れるわけではないので、守備を破られたときなど緊急対応を強いられたときに誰がボールに行くのか、そのときの判断の速さや正確性は上げていきたいです。

(福井)啓太とは、ちょこちょこ電話していますが、サッカーの話はあまりしていません。もちろん、ピッチに立ったら絶対に負けたくない相手です。とはいえあまり意識し過ぎず、いつもどおりチームとしてやるべきことをやれればいい。自分の特長を出しながらゴールを取れたら一番いいですが、しっかり結果を出して、自分が必要であることを証明したい。なおかつ、啓太に勝てればいいですね。
メンバー

スターティングメンバー

GK 1 河田 晃兵
DF 2 井上 樹
DF 44 福井 啓太
DF 20 遠藤 光
MF 7 荒木 翔
MF 27 武井 成豪
80'
MF 8 安田 虎士朗
MF 19 水野 颯太
67'
FW 29 大島 康樹
89'
FW 14 藤井 一志
89'
FW 32 太田 龍之介
80'

控えメンバー

GK 33 山内 康太
DF 4 山本 英臣
DF 5 一瀬 大寿
89'
MF 6 小林 岩魚
67'
MF 11 熊倉 弘達
MF 25 平塚 悠知
80'
MF 26 佐藤 和弘
80'
MF 96 黒川 淳史
89'
FW 9 三平 和司

監督

渋谷 洋樹

スターティングメンバー

60'
74'
60'
60'

控えメンバー

74'
60'
60'
60'
46*'

監督

宮沢 悠生
試合データ

主審

吉田 哲朗

副審

竹長 泰彦

副審

辛島 宗烈

第4の審判員

宇治原 拓也

入場者数

8,348人

天候

晴、弱風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

21.2℃/29%

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