明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド EAST-Bグループ 第14節
2026.5.3 [SUN] 14:00 とうスタ

福島

  • 90+4' 土屋 櫂大
1 - 2
0 前半 0
1 後半 2

大宮

  • 75' 泉 柊椰
  • 90+6' 関口 凱心
試合経過
ハードワークとチャレンジ精神。見つめ直す“サッカーの本質”
明治安田J2・J3百年構想リーグ地域リーグラウンド第14節、4連戦の2試合目となる一戦は、福島に挑むアウェイゲームだ。

大宮は7勝6敗(PK勝ちが1回、PK負けが1回)の5位。開幕4連勝と好スタートを切ったものの、その後は連敗が2度あり、白星が続かないなど波に乗り切れていない。甲府相手に2連敗となった前節の試合後には、何人かの選手たちがチームの土台を見つめ直す必要性を口にしている。

土台とは、大宮が培ってきた球際の強さ、セカンドボールに対する出足の速さ、最後まで尽きない走力や闘志のことであり、RBの揺るぎない哲学であるハードワークやチャレンジ精神のことだ。自分たちのベースを、忘れてはいけない。

対する福島は9位で、30失点はリーグ最多。ホームでの前回対戦は6-0の完勝だった。最後尾からしっかりとパスをつなぎ、中央突破を軸に複数人が絡んでゴールを目指す福島の戦い方は、ハイプレスからのショートカウンターが持ち味の大宮と相性が良い。ただし先入観は捨て、自分たちに焦点を当てるべきだ。

前回の敗戦に学び、福島がロングボールを使ってくることも予想される。福島の最多得点者である清水一雅、高い決定力を誇る岡田優希や樋口寛規には注意を払いたい。大卒ルーキーもチームの底上げに貢献しており、前回対戦では出場のなかった藤田仁朗、田中慶汰が存在感を増している。また、泉柊椰の弟・彩稀は、4試合ぶりに勝利を収めた前節の長野戦でプロ初先発・初得点をあげている。

お互いの戦術や相性、連戦による疲労や気候など、試合展開を左右する要素は様々だが、まずはベースの部分、サッカーの本質で相手を上回り、力強く勝点3を手に入れたい。

(文:粕川哲男)

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監督コメント
甲府戦を振り返って、自分たちができていなかった部分にまずフォーカスしました。今までできていたこともたくさんあった中で、それができなくなっていることに対して危機感を持とうと。自分たちがやるべきであるベースの部分をまずやって、そのあとに積み上げがあるということを選手たちと確認しました。前から襲いかかって行く、前からボールを奪いに行く、自分たちが前で剥がされた時にどうやってスプリントしていたかなどを思い出すこと、そして球際やセカンドボールの部分について共有しました。

福島戦に向けて、メンバーは必要なだけ代えると思いますが、誰が出るということよりも、まずは相手がどうくるかをしっかり理解しつつ、自分たちの強みを出していくことを意識して、自分たちのサッカーを90分+アディショナルタイム、できるだけ長い時間、自分たちの姿勢を貫くことが大事です。もしその流れが来なくても、自分たちが我慢強く、前回の甲府戦のように連続失点をしないという危機感と覚悟を持って、そこに対して選手たちと一緒にチャレンジをして、勝点3を大宮に持って帰って来れるようにやっていきたいです。

いつもそうなのですが、アウェイに来てくださるファン・サポーターに対して何も届けられずに帰らせるということは、プロの使命として絶対にあってはならないことだと思いますし、そこは選手たちも理解してくれていると思っています。連休中でたくさんの子どもたちが来てくれる可能性もあると思いますが、そこで自分たちがやるべきことは一つしかないので、絶対に勝点3持ち帰る、勝点3をプレゼントするということを、選手たちと共有して全力で挑みたいと思っています。
選手コメント
前々節の藤枝戦でも少し試合には出させてもらいましたが、前節の甲府戦は自分にとってのNACKでのデビュー戦で、初めてスタメンで出ることができました。長いケガからの復帰戦だったので、まずは勝ちたいという気持ちがすごくあったのですが、それができなかったということに対して悔しい気持ちが強かったです。

自分自身のパフォーマンスについては、チームを勝たせられなかったということに自分の力不足を感じていますし、このチームがあまり良い状態ではないときに自分が入って何ができるかだと思っていましたが、勝ちにつなげられなかったことに対してはまだまだ足りない部分が多いなと感じています。

今は苦しい時期が続いていて、失点も多いですし、DF陣も含めて課題が多くあるととらえています。そこに対して、僕も含めてみんなでもっともっと改善していかなければいけないと思いますが、まずは自分がこのチームに何ができるのかというところに一番フォーカスしてやらなければいけないと思っています。
甲府戦は、前半からなかなか自分たちのサッカーができずに苦しい時間が続いて、後半は相手が退場してから攻め込むシーンは多かったですが、自分たちのサッカーができていない状況でした。オフ明けのミーティングで、「自分たちのやってきたことを信じてやっていこう」と共有しましたし、これからの試合に向けての準備は練習からできているのかなと思います。

甲府戦の前半は、サイドバックとの関係性でうまくいっていなかったところもあるのですが、後半は右サイドから左サイドに移動して、チームのバランス的にも結構良くなったとは思います。ただ、前半からもっとサイドバックとの関係性も含めてボールをもっと受けることができれば、チームも変わっていたかなと思いますし、前に飛び出す動きは自分の武器でもあってやっていることではあるのですが、ボールを持ったときのクオリティとかはまだまだ足りないところがあるので、そこはもっとこれから磨いていければと思います。

今は結構チャンスをもらえている状況で、なかなか結果が出せていないので、アシストや得点という結果でチームを勝たせたいです。
甲府戦は、前半の2失点が良くなかったと思いますし、後半に相手が一人退場して10人で戦っている中でそれを崩せなかったというのがすごくもったいないというか、非常に残念なゲームだったと思います。自分自身は連戦は体が動くタイプだと思うので、実際に体もキレていましたしコンディションはすごく良くなっていて、ドリブルなども含めて体の状態は良いのかなと思っています。

今は勝利が離れていて、藤枝戦も引分けからのPK勝ちで、90分での勝利というのは岐阜戦からないので、90分での勝利を目指してやる、それだけだと思います。

前節の甲府戦も雨の中でたくさんのファン・サポーターの方が来てくださって、そのファン・サポーターの皆さんに勝利を届けられなかったというのは、本当に悔しかったですし残念でした。次節はアウェイでの福島戦ですが、多くのファン・サポーターが来てくれると思いますし、勝利を届けられたらと思います。
メンバー

スターティングメンバー

GK 78 チョン ソンリョン
DF 19 藤田 仁朗
90'
DF 17 藤谷 匠
DF 29 土屋 櫂大
DF 23 安在 達弥
39'
MF 10 針谷 岳晃
MF 14 中村 翼
72'
MF 30 狩野 海晟
FW 7 芦部 晃生
FW 40 樋口 寛規
FW 8 岡田 優希
46*'

控えメンバー

GK 22 吉丸 絢梓
DF 5 當麻 颯
39'
DF 77 千葉 虎士
90'
MF 6 上畑 佑平士
72'
MF 20 泉 彩稀
MF 26 田中 慶汰
MF 32 永長 鷹虎
FW 9 清水 一雅
46*'
FW 11 三浦 知良

監督

寺田 周平

スターティングメンバー

74'
81'
90+1'
90+1'

控えメンバー

74'
90+1'
90+1'
81'

監督

宮沢 悠生
試合詳細
8 シュート 13
10 GK 9
7 CK 4
14 直接FK 13
2 間接FK 0
0 PK 0
試合データ

主審

松澤 慶和

副審

柳岡 拓磨

副審

塚田 健太

第4の審判員

眞尾 龍

入場者数

3,783人

天候

曇、中風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

21.6℃/52%
監督コメント
失点ゼロで、クリーンシートで終えたい試合でしたが、選手たちが最後まで諦めずに戦ってくれて勝点3を取れたことは非常にうれしく思います。ただ、自分たちがこれからやっていく中で、クリーンシートで終えて1-0で勝ち切るというところを目指して、選手たちと意思を共有して、これから前に進んでいきたいと思っています。

ここまで、うまくいった試合で勝点が取れなかったり、なかなかうまくいかずに勝点が取れなかったりと、いろいろな試合がありましたが、やはり勝ち切ることはこれだけ大変なんだなと、あらためて思っています。ここで選手たちがもう一回自信を取り戻して、自分たちがやることを明確にして、残りの連戦でも続けていけるように、選手たちと共有してやっていきたいと思います。

試合前から、守備のところで我慢強くということは想定していて、全員と共有していました。それは相手のストロングだと思いますし、独特ですばらしいテンポ感のあるサッカーをされている中で、我慢強く戦って一点を取れたことは良かったと思います。ただ、攻撃でもう少し自分たちの時間を作れるように、そこは今、勝点が取れてない中で自信や頭に少し影響しているのかもしれないですが、こういう試合を通して選手たちがたくましくなって、チームが一個上のレベルに上がっていけるようにサポートするということが自分の役目だと思っています。

(次節対戦するいわきは)自分たちが絶対に倒さなければいけない相手だと思っていますし、この5連戦でターンオーバーをしたのは負荷の問題ではなく、本当に全員で百年構想リーグを戦っていくんだということをメッセージとして伝えたかったからです。いわき戦は、全員守備、全員攻撃で、自分たちがホームで勝点3をファン・サポーターの方々に届けられるように、一丸となってやっていきたいと思っています。
選手コメント
自分が入ってから失点してしまったのですが、まだ少し時間は残っていましたし、中山(昂大)が前を向いて自分はフリーだったので、持ったら行けるかなと思って呼び込みました。右足で持って相手がどう出てくるかなと考えたのですが、そこまで冷静に見えていたので、風もありましたし、残り時間で一発残そうと思って打ちました。真ん中で受けたので、シュートしか考えていませんでした。

90分で勝ちを持って来れたということは非常にうれしく思いますが、あの時間帯にチームとして締めにかかっている状態で失点をしてしまったことに対しては、全員が危機感を持たなければいけないと思いますし、ここ数試合も失点が続いているので、一つひとつの球際や終わらせ方など、もっと一人ひとりが危機感を持たなければいけないと感じました。

今日は(木寺)優直がプロデビューしたことで、すごく刺激になりました。優直は前半から本当に良い動きをしていましたし、ガンガン縦に行ったり、プレースタイルが似ていて、プレスのタイミングなどは上手だなと思いました。彼からも吸収できるものはたくさんあるので、同じポジションとして切磋琢磨できればいいなと思います。
試合には勝ちましたが、得点シーンもそこまで崩したとかではないですし、正直あまり良くなかったと思います。やろうとしてることはまだまだ途中ではありますが、良くない中でも、今週確認をしたベースのところで戦うということがチーム全体でできていたので、あまり押し込まれる展開もなかったですし、ボールをすぐに奪い返すことができたと思います。

得点シーンは、連動した形で守備ができましたし、そのままゲーゲンプレスで奪い返しての得点するというのは自分たちの武器だと思うので、まだもう少しクオリティは上げたいですが、狙いどおりというか、チームの武器は出せたかなと思います。シュートに関しては、左足で浮かさないようにだけ意識して蹴りました。

プレスバックは(長澤)徹さんからの積み上げもありますし、宮さん(宮沢監督)になってからの積み上げもあって、自分が成長している部分ではあると思いますが、より上に行くことを考えれば、守備はベースとして当たり前にやりながら、攻撃でよりインパクトを残さなければいけないですし、チームが良くなるためには自分のところが大事だと思っているので、それぐらい責任感を持ってやりたいと思います。
自分の強みは出せたかなと思いますが、やはり結果を残すことや(関口)凱心くんみたいに最後にゴールを決めるとか、そういったところでもっともっと結果にこだわってやっていきたいと思いました。

ドリブルで運ぶところや前へのプレスで出て行くところは自分の特徴ですし、宮さん(宮沢悠生監督)とかいろいろな人に「自分の強みをどんどん出してアグレッシブにやって来い」と言ってもらったので、どんどんチャレンジしました。

スタメンで出ることが決まったときはすごく緊張しましたが、ガブリエウさんたちが中心になって自分を支えてくれたので本当にやりやすかったですし、のびのびプレーできたと思います。ただ、ミスもあって悔しかったですし、もっと細かい部分を突き詰めて結果にこだわりたいです。

これからは、この強度で90分間走り続けることが絶対に求められてくると思うので、もっとそういうところを出して伸ばしていきたいですし、強みをもっと突出させてチームに欠かせない存在になって、海外などでプレーできるように頑張っていきたいです。

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