明治安田J2・J3百年構想リーグ プレーオフラウンド第1戦
2026.5.30 [SAT] 14:00 ニッパツ

横浜FC

VS

大宮

最多得点チーム対決。粘りの守備の継続を
明治安田J2・J3百年構想リーグもクライマックス。全18試合を消化した地域リーグラウンドを経て、ほか3グループの同順位チームと一発勝負のトーナメントで最終順位を決定させることになる。EAST-Bグループ4位の大宮は、同Aグループ4位の横浜FCとアウェイで対戦。昨季はJ1に所属していた同チームとは、公式戦で4年ぶりのマッチアップだ。

宮沢監督も「すばらしい能力のある攻撃的なチーム」と称するように、横浜FCは34得点でグループ内最多得点を記録している。さらに直近の3試合はすべて無失点による3連勝。第18節・仙台戦(3○0)で得点をマークしたルキアン、ジョアン・パウロ、アダイウトンといった前線の外国籍選手は脅威だ。だからこそ、大宮としても先週の岐阜戦で見せたゴール前での粘りの守備を継続させたい。

得点力という意味では、大宮は横浜FCを上回る38得点でJ2・J3百年構想リーグ内最多。EAST-Bグループ内得点王となった泉、山本らの決定力を生かしてゴールを狙う。今週のトレーニングでも、引き続き『ゴール前での攻守』をテーマにしたメニューと指示が強調されていた。また古巣戦となるカプリーニが言うように「自分たちが攻撃的である以上、守備でのバランスは重要」。引き続き、前線からの激しいプレッシャーや縦に速い攻撃を志向しながらも、丁寧なビルドアップにもトライしていくことになる。

このタイミングで、フランスで開催されるモーリスリベロトーナメントに参加するU-19日本代表に神田、エドワード、木寺、日髙、マギーが選出されたといううれしいニュースも舞い込んだ。百年構想リーグで出場機会を得た選手らが成長した証といえるだろう。この大会も残り2試合。岐阜戦での退場により横浜FC戦での宮沢監督のベンチ入りは叶わないが、勝利を求めながらもチームや選手たちの成長を図る試合は続く。

(文:田中 直希)

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監督コメント
(地域リーグラウンドの最終節となった岐阜戦で)良かったこととして挙げるとすれば、ゴール前の守備です。最後の局面でやらせないことにフォーカスして1週間トレーニングしてきた中で、それを選手たちが全力でやってくれて、ひさしぶりとなるクリーンシート(無失点試合)を達成できました。それこそ、自分たちの目標に向けて必要なことだと選手たちに共有しました。決定機を多く作れる試合で決めることができず、逆に決められてしまうという試合が続いた中で、ゴール前では決め切ること。そして、ゴール前まで持ち込まれても決められないこと。百年構想リーグで自分たちが続けてきたことを積み上げて成長する上で、その強度が絶対に必要であるということも共有しています。

CKなどセットプレーからの得点が多いのは、スタッフが長い時間を掛けて準備して、それを選手たちが信じて実行する。そうやって一丸となっている成果だと思います。苦しい時期もありましたが、誰一人違う方向を向くことがなく、取り組んでいることを信じてやり続けてくれました。自分はその先頭に立って、責任を持って何を改善しなければならないかを考え、やっていかなければいけないと思っています。

目標に掲げていた、(同グループ内)最多得点を記録できたことはうれしく思いますし、自信にしていいことですが、それは選手たちが頑張ってくれた結果です。ただ、失点が増えてしまったことについては、目標達成のために全員で成長しなければならない大きな課題と認識してやっていきたいと思っています。岐阜戦ではクリーンシートという結果でしたが、あれだけチャンスを作らせてしまっています。相手のチャンスをどれだけ減らせるか。そして、チャンスをあまり作らせない中でも、ピンチではバタバタせずに耐え切れるか。この2つも課題です。そして、ピンチの芽を摘むために選手たちがコミュニケーションをとることは、それらよりも大きな一番の課題ととらえています。これらが、自分たちが目標を達成するために必要なことだと分析しています。

(プレーオフラウンド第1戦の)横浜FC戦に向けては、(岐阜戦で退場となったことで)自分はベンチに入れないですが準備の部分はいつもとやることは変わりません。相手はすばらしい能力のある、攻撃的なチームです。面白いサッカーをされる印象があるので、相手を分析した上でこれからしっかりと詰めていって、自分たちの強みを出しながら、試合に勝つために必要なものをピッチに置けるように選手たちと徹底していきます。
選手コメント
サイドでの起用が多い中で得点など結果を残せていますが、ブラジルではサイドのほうでプレーすることが多かったですし、そういった意味ではあまり自分の中で違和感は感じていません。日頃の練習から、前線の選手たちともすごく良いコンビネーションを作れている手応えがあります。もっと連係が深まれば、より良いプレーができるとも思っていますし、より攻撃的になるために、成長するために取り組んでいる状態です。

ゴール前の攻守について練習していますが、その攻守はとても大事な要素です。自分たちが攻撃的である以上、守備でのバランスは重要です。良い攻撃をしていても、失点してしまえば結果につながらないですし、そういう試合も多くなっています。その調整をすることで、しっかり点を取った上で勝ち切る試合につなげていきたいです。

次は古巣の横浜FCとの試合ですが、横浜FCは日本に来て初めて所属したクラブであり、そのチームに対しての愛を感じています。ただ、今自分が所属しているのは大宮であり、大宮のためにサッカーをして勝点3を取ること、そして自分がしっかりとゴールを決められればと思っています。横浜FCは、自分が在籍していたころと同じシステムでプレーしている印象があります。サッカーに多少の変化はあり、新しい選手も入っていますが、期限付き移籍から戻ってきた選手もいて、チームが多少若返った印象です。

ファン・サポーターに関しては、言うまでもなく自分たちへの愛を感じていました。私たちを迎え入れてくれて、良いときも苦しいときも自分たちをサポートしてくれました。スタジアムに行けば拍手してくれると思っていますので、それにはしっかり対応したいと思っています。
岐阜戦は、正直、あまり良いゲームではありませんでした。それでも、勝点を拾うという面で見ればすごく良いゲームだったと思います。ゴール前の攻守という部分について、何試合も前からチームとして強く求め続けてきました。僕はチャンスで外してしまいましたが、決め切るところ、それから守るところに関してチーム全体で意識を統一してできたとは思います。

大宮には、いろいろな特徴を持った選手がいます。攻撃のかみ合わせとして、難しい試合もあった一方で、少しずつ連係が合っていって良い攻撃の形ができていたゲームはいくつもありました。百年構想リーグだからこそ、いろいろなことができたという部分もあったのだと思います。

守備に関しても、誰が出ても同じ守備ができるようにチームとして取り組んできました。最初は厳しい面もありましたが、少しずつ意思を統一してできるようになってきたと感じます。それは、どこでどのタイミングで前から守備に行くのか。あるいは引くのか。そのあたりができるようになったと思っています。

10得点で同グループ内での得点王になることはできましたが、最後、少し停滞したなと思います。二ケタゴールですが、外したチャンスも多かったという印象です。
前節の岐阜戦は5試合ぶりの先発でしたが、「絶対に点を取ってやる」という気持ちが一番大きかったです。カウアン(ディニース)と前線で初めてコンビを組みましたが、FWの仕事であるもっとスイッチを入れる守備をできれば良かったという感覚があります。(小島選手の得点につながったドリブルの仕掛けについては)本当は自分でシュートを打つところまでいきたかったのすが、ボールを失ってしまい、そこですぐに(山本)桜大が取り返してくれました。結果的に得点につながって良かったです。

試合に出られなかった時期もありましたが、まずは練習でアピールするということをずっと考えながらやっています。FWでも、サイドでも、前にどんどん仕掛けていくという自分の特長を出そう思っています。(杉本)健勇くん、トヨくん(豊川雄太)、(西尾)隆矢くんといった頼りになる先輩たちからアドバイスももらっています。どんどん同じポジションの選手が得点を取っていく中で、悔しさや焦りもあります。ただ残り2試合、絶対に勝って終わりたいですし、試合でも自分の良さを出すことをより意識していきたいです。
メンバー

スターティングメンバー

GK 21 市川 暉記
DF 22 岩武 克弥
DF 19 杉田 隼
DF 5 細井 響
MF 13 窪田 稜
MF 35 宇田 光史朗
MF 77 髙江 麗央
MF 48 新保 海鈴
FW 10 ジョアン パウロ
FW 26 横山 暁之
FW 9 ルキアン

控えメンバー

GK 42 石井 僚
DF 3 鈴木 準弥
DF 16 伊藤 槙人
MF 8 小倉 陽太
MF 14 高塩 隼生
MF 28 熊倉 弘貴
MF 39 遠藤 貴成
FW 49 駒沢 直哉
FW 90 アダイウトン

監督

須藤 大輔

スターティングメンバー

MF 43 小林 柚希

控えメンバー

監督

戸田 光洋ヘッドコーチ
試合データ

主審

田邉 裕樹

副審

池田 一洋

副審

一木 千広

第4の審判員

宇田川 恭弘

入場者数

天候

ピッチ状態

気温/湿度

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