明治安田生命J2リーグ 第3節
						
							
								2018.3.10 [SAT] 16:00							
							NACK
						
					大宮

								0
								-
								1
							
							
									0
									前半
									0
								
								
									0
									後半
									1
								
							徳島

- 52' 内田 裕斗
			試合経過
			
		
		メンバー
								スターティングメンバー
GK 22 笠原 昂史
												DF 13 渡部 大輔
												DF 4 山越 康平
												DF 2 菊地 光将
												DF 5 中村 太亮
												MF 17 横谷 繁
												 60'
60'
													MF 8 茨田 陽生
												 67'
67'
													MF 7 三門 雄大
												MF 16 マテウス
												FW 10 大前 元紀
												FW 9 ロビン シモヴィッチ
												 81'
81'
													控えメンバー
GK 21 塩田 仁史
												DF 6 河面 旺成
												DF 19 奥井 諒
												MF 15 大山 啓輔
												 67'
67'
													MF 20 酒井 宣福
												 
													MF 39 嶋田 慎太郎
												 60'
60'
													FW 14 清水 慎太郎
												 81'
81'
													監督
石井 正忠
												スターティングメンバー
 
													GK 1 カルバハル
												DF 20 キム ジョンピル
												DF 2 ブエノ
												 
													DF 3 大﨑 玲央
												 
													DF 7 内田 裕斗
												MF 8 岩尾 憲
												 
													MF 6 シシーニョ
												MF 23 前川 大河
												 90+2'
90+2'
													MF 10 杉本 太郎
												 87'
87'
													FW 11 島屋 八徳
												FW 13 呉屋 大翔
												 87'
87'
													控えメンバー
GK 21 梶川 裕嗣
												DF 15 井筒 陸也
												 90+2'
90+2'
													MF 16 渡井 理己
												MF 32 小西 雄大
												 87'
87'
													MF 33 藤原 志龍
												MF 14 杉本 竜士
												FW 18 佐藤 晃大
												 87'
87'
													監督
リカルド ロドリゲス
												試合詳細
								|   |   | |
|---|---|---|
| 11 | シュート | 9 | 
| 6 | GK | 7 | 
| 3 | CK | 8 | 
| 13 | 直接FK | 19 | 
| 4 | 間接FK | 2 | 
| 0 | PK | 0 | 
試合データ
								主審
岡部 拓人
									副審
林 可人
									副審
淺田 武士
									第4の審判員
関谷 宣貴
									入場者数
6,989人
									天候
晴、弱風
									ピッチ状態
全面良芝、乾燥
									気温/湿度
14℃/35%
									HIGHLIGHT
スーパーゴールを許して連敗、好守連発の笠原も止め切れず
									
											1勝1敗で迎える明治安田J2第3節は、徳島を迎え撃つホームゲームだ。前節、町田とのアウェイゲームは2点差から追いついたが、最後に引き離されて敗れた。連敗を避けなければいけないのは当然ながら、タイトルを争うためには勝ち星先行で成績を積み上げていかなければならず、ホームで勝ち切りたいところだ。
しかし試合は、徳島の攻撃力を見せつけられる展開となった。序盤から相手にボールを支配され、我慢の展開が続いた。徳島はボールを持つと3バックが広がり、他の7人が高い位置に広く張り出した。これにより守備網を広げられ、ボールを奪いに行けない形に持ち込まれてしまった。
序盤は相手のミスもあり、何度か高い位置で奪って攻め込んだが、カウンターを狙ってボールを失った。大前は「自分たちから奪いに行こうとするのが遅かった。チームとして、まず相手の背後を狙う目的があったけど、すぐに失って相手に付き合う展開になってしまった。試合の中で、選手たちで対応を考えないといけない」と、苦しい時間を振り返った。
だが、次第に相手が落ち着くと、質の高いパスを回されるようになり、ペナルティーエリア前からスルーパスを通される場面が続いた。11分には決定的なピンチになったが、加入後初先発となったGK笠原がブロック。カバーに入った右サイドバックの渡部が、威力の弱まったボールをクリアして難をしのいだ。さらに30分、左CKから大ピンチとなったが、杉本のシュートを笠原が驚異的な反応でファインセーブ。前半をしのいで試合を折り返した。
しかし、後半の立ち上がりに相手のスーパープレーで先制点を奪われた。52分、徳島は右CKの際に守備対応で後方に残ったはずの内田が意表を突いて攻撃に参加。ペナルティーアークの脇から強烈なボレーシュートをたたき込んだ。笠原は「僕は、チームを勝たせるために移籍してきた。難しいシュートだったかもしれないけど、あれを止めて勝たせるGKにならないといけない。サインプレーを多く使うことや、一番後ろから上がって来るという情報もあったので」と、自分に厳しい姿勢を崩さなかった。
リードを許した後は、攻撃のテンポを上げて反撃に出た。後方から前線のシモヴィッチの足下に縦パスを通して起点を作り、マテウスがサイドをかけ上がって攻め込んだ。互いに攻め合うオープンな展開に持ち込み、54分、57分と立て続けに大前がシュートを放つ場面を作り出したが、決まらなかった。
70分のピンチは、笠原が再び好守。最終ラインのキャプテン菊地が、ボールを奪った流れで持ち上がって攻撃につなげようとするなど、それぞれの局面で意地を見せたが、同点ゴールに結びつかなかった。石井監督は、選手交代を重ねて対抗。終盤にはシモヴィッチを下げる決断でリズムの変化を狙った。
アディショナルタイムには惜しいプレーがあった。左CKの場面でGK笠原が前線に上がり、相手GKの前に位置取った。大前のキックがファーサイドに流れると、嶋田が折り返したボールがクロスバーを直撃。はね返ったボールを笠原がヘディングで狙ったが、再びクロスバーに嫌われた。残念ながら最後まで追いつくことはできず、0-1で今シーズン初の連敗を喫した。
次節は、金沢戦。ホームゲームが続く。連敗を断ち切り、まずは星を五分に戻したい。
(総評:平野貴也/写真:早草紀子)
										しかし試合は、徳島の攻撃力を見せつけられる展開となった。序盤から相手にボールを支配され、我慢の展開が続いた。徳島はボールを持つと3バックが広がり、他の7人が高い位置に広く張り出した。これにより守備網を広げられ、ボールを奪いに行けない形に持ち込まれてしまった。
序盤は相手のミスもあり、何度か高い位置で奪って攻め込んだが、カウンターを狙ってボールを失った。大前は「自分たちから奪いに行こうとするのが遅かった。チームとして、まず相手の背後を狙う目的があったけど、すぐに失って相手に付き合う展開になってしまった。試合の中で、選手たちで対応を考えないといけない」と、苦しい時間を振り返った。
だが、次第に相手が落ち着くと、質の高いパスを回されるようになり、ペナルティーエリア前からスルーパスを通される場面が続いた。11分には決定的なピンチになったが、加入後初先発となったGK笠原がブロック。カバーに入った右サイドバックの渡部が、威力の弱まったボールをクリアして難をしのいだ。さらに30分、左CKから大ピンチとなったが、杉本のシュートを笠原が驚異的な反応でファインセーブ。前半をしのいで試合を折り返した。
しかし、後半の立ち上がりに相手のスーパープレーで先制点を奪われた。52分、徳島は右CKの際に守備対応で後方に残ったはずの内田が意表を突いて攻撃に参加。ペナルティーアークの脇から強烈なボレーシュートをたたき込んだ。笠原は「僕は、チームを勝たせるために移籍してきた。難しいシュートだったかもしれないけど、あれを止めて勝たせるGKにならないといけない。サインプレーを多く使うことや、一番後ろから上がって来るという情報もあったので」と、自分に厳しい姿勢を崩さなかった。
リードを許した後は、攻撃のテンポを上げて反撃に出た。後方から前線のシモヴィッチの足下に縦パスを通して起点を作り、マテウスがサイドをかけ上がって攻め込んだ。互いに攻め合うオープンな展開に持ち込み、54分、57分と立て続けに大前がシュートを放つ場面を作り出したが、決まらなかった。
70分のピンチは、笠原が再び好守。最終ラインのキャプテン菊地が、ボールを奪った流れで持ち上がって攻撃につなげようとするなど、それぞれの局面で意地を見せたが、同点ゴールに結びつかなかった。石井監督は、選手交代を重ねて対抗。終盤にはシモヴィッチを下げる決断でリズムの変化を狙った。
アディショナルタイムには惜しいプレーがあった。左CKの場面でGK笠原が前線に上がり、相手GKの前に位置取った。大前のキックがファーサイドに流れると、嶋田が折り返したボールがクロスバーを直撃。はね返ったボールを笠原がヘディングで狙ったが、再びクロスバーに嫌われた。残念ながら最後まで追いつくことはできず、0-1で今シーズン初の連敗を喫した。
次節は、金沢戦。ホームゲームが続く。連敗を断ち切り、まずは星を五分に戻したい。
(総評:平野貴也/写真:早草紀子)
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選手コメント
									
													FW 10 大前 元紀												
											
													自分たちからアクションした際にはボールを奪うことができ、チャンスが生まれていました。その回数を増やさないといけないですし、最初からやらないといけません。また、自分にもチャンスがあったので決めないといけませんでした。チームとしてやろうとしていることはありますが、その範囲の中でゲームの流れや相手との兼ね合いを踏まえ、うまくいっていないときはゲームの中でもっとコミュニケーションを取ることができればと思います。
次もホームで戦えますし3連敗は許されないので、切り替えて良い準備をしたいと思います。
											次もホームで戦えますし3連敗は許されないので、切り替えて良い準備をしたいと思います。
													MF 15 大山 啓輔												
											
													ビハインドの状況で投入されましたが、相手にボールを持たれる時間が長く難しい試合でした。システムが少し噛み合わないところがあったので、取りに行くポイントをもう少しはっきりできれば良かったです。途中からは向こうも1点を守りきる戦いになっていたので、ロングボールやクロスを使って攻めましたが、そこで点が奪いたかったです。
次もホームですので、アドバンテージを生かしてしっかり勝てるようにプレーしたいです。
											次もホームですので、アドバンテージを生かしてしっかり勝てるようにプレーしたいです。
													MF 17 横谷 繁												
											
													相手はボール回しに長けている選手が多くて、なかなかボールを奪い切ることが難しかったです。自分が守備のスイッチを入れることができればと思ってプレーしましたし、ボールを奪うことができたシーンもありましたが、奪った後に相手のプレッシャーに引っかかってしまいました。ボールを奪った後のポジショニング、パス、すべてにおいて、一人ひとりが向上する必要があると思います。
サポーターの皆さんが期待していた結果ではないと思いますが、がんばっていきますので、引き続き応援よろしくお願いします。
											サポーターの皆さんが期待していた結果ではないと思いますが、がんばっていきますので、引き続き応援よろしくお願いします。
													GK 22 笠原 昂史												
											
													勝つことを目指して試合に臨んだので、結果を残せずに残念です。終始相手のペースでゲームが進んでしまったので、ボールを落ち着かせたり、自分たちからアクションを起こしてボールを奪いにいくことがもっとできれば良かったです。最後は勝点1でも取れればと思って前線に上がりました。
連敗になってしまいましたが、ここからしっかり取り返して、最後に自分たちの目標を達成できるように戦っていきたいと思います。
											連敗になってしまいましたが、ここからしっかり取り返して、最後に自分たちの目標を達成できるように戦っていきたいと思います。
 
								 
								





















前半の中盤ぐらいまでは耐える時間が長かったですが、それ以降はしっかり自分たちからプレッシャーをかけられたことで相手の特徴である足もとのパスよりも長いボールが多くなりましたし、我々にとって理想的な展開になったかなと思います。
後半は自分たちでしっかりボールを保持してゴールに向かうという形もできていましたし、それを前半のうちからできたらもっと違う展開になったと思います。
前節に続き相手の素晴らしいセットプレーから失点をしてしまいましたが、全体の内容としては徳島さんのサッカーに対して応じるのではなく自分たちからアクションを起こして、プレッシャーをかけて、ということをもっとやっていかなければいけないと感じた試合でした。