リスタートの藤枝戦、サイドの攻防を制し、決め切る

難敵いわきに挑んだ前節のアウェイゲームで、PK戦の末に今季初黒星を喫した大宮が3試合ぶりにホームゲームを戦う。迎える相手は、槙野智章監督が指揮を執る藤枝だ。
2026/27シーズンにJ2優勝を成し遂げるために、チームと個人の成長に尽力する百年構想リーグにおいて、2試合ぶりの勝利を狙う今節も、これまでと同様の姿勢で臨む。「ここまで前節の反省と次節に向けた良い準備ができていて、確実に積み上がっていると実感しています。藤枝戦に向けても課題を修正して、自分たちのサッカーをより体現して勝点3を取れるように準備することが大事だと思います」というイヨハ理ヘンリーの思いは、選手全員の共通認識だろう。
宮沢悠生監督も、いわき戦の敗戦後は悔しさを見せながらも「やろうとしていたことはできていた」と一定の収穫を感じ、「こういう(難しい)試合でも勝点3を取れるようなチームになっていきたい」と、闘志を燃やしていた。
監督が代わっても、攻撃的なスタイルは変わっていない。「Mirageo(ミラージオ)」という造語を使い追求している変幻自在の攻撃は、チャンスの場面では複数人がボールに関与し、湧き出るように選手が飛び出してくる。攻撃のキーマンである菊井悠介は出場停止だが、確かな技術を誇る浅倉廉や、勢いのある真鍋隼虎、中村優斗、三木仁太といった大卒ルーキーにも注意を払いたい。
[3-4-2-1]の布陣で両ウイングバックが果敢に攻め上がってくる藤枝との一戦は、サイドの攻防で優位に立てるかがポイントと言える。4戦連発を目指す泉柊椰、3試合ぶりのゴールを狙う山本桜大など、攻撃陣の“決め切る力”に期待したい。
(文:粕川 哲男)
2026/27シーズンにJ2優勝を成し遂げるために、チームと個人の成長に尽力する百年構想リーグにおいて、2試合ぶりの勝利を狙う今節も、これまでと同様の姿勢で臨む。「ここまで前節の反省と次節に向けた良い準備ができていて、確実に積み上がっていると実感しています。藤枝戦に向けても課題を修正して、自分たちのサッカーをより体現して勝点3を取れるように準備することが大事だと思います」というイヨハ理ヘンリーの思いは、選手全員の共通認識だろう。
宮沢悠生監督も、いわき戦の敗戦後は悔しさを見せながらも「やろうとしていたことはできていた」と一定の収穫を感じ、「こういう(難しい)試合でも勝点3を取れるようなチームになっていきたい」と、闘志を燃やしていた。
監督が代わっても、攻撃的なスタイルは変わっていない。「Mirageo(ミラージオ)」という造語を使い追求している変幻自在の攻撃は、チャンスの場面では複数人がボールに関与し、湧き出るように選手が飛び出してくる。攻撃のキーマンである菊井悠介は出場停止だが、確かな技術を誇る浅倉廉や、勢いのある真鍋隼虎、中村優斗、三木仁太といった大卒ルーキーにも注意を払いたい。
[3-4-2-1]の布陣で両ウイングバックが果敢に攻め上がってくる藤枝との一戦は、サイドの攻防で優位に立てるかがポイントと言える。4戦連発を目指す泉柊椰、3試合ぶりのゴールを狙う山本桜大など、攻撃陣の“決め切る力”に期待したい。
(文:粕川 哲男)
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選手コメント
宮さん(宮沢監督)体制になってからスタートで出ることはなかった中、コジくん(小島幹敏)の出場停止で巡ってきた(前節・いわき戦の)チャンスでした。その中で、自分の良さや、チームが求めているプレーを出すことを意識していました。対いわきということで、セカンドボールを拾うところを徹底しないといけない思いもあったので、細かいところを気に懸けながらピッチに入りました。
(加藤)玄と話していたのは、攻撃のときは自分たちが一つ前に入って厚みを作ること、守備のときはセカンドボールを拾うことです。それができれば自分たちのゲームになると分かっていましたし、先制するまではプランどおりできていたとも思います。だからこそ、90分で勝敗を決めたかったというのが正直な気持ちです。
アウェイ2連戦を戦って、ひさしぶりのホームゲームになります。ここ2試合は数的不利になったり、ロングボールが増えたり、観ていてもストレスの溜まるようなゲームだったと思うので、次の藤枝戦は自分たちのフットボールを表現したいです。
スタートから出たい気持ちはもちろんありますが、どこで出ても、ポイントで使われても、自分の良さ、自分の意義、そういうものをプレーで示せたらと思います。ボールをつなぐ藤枝のスタイルは変わっていないと思うので、そこに対して、自分たちの特長である前で奪う守備を見せることができれば勝利が近づくはずです。アウェイゲームにもたくさんのサポーターが来てくださって本当に心強かったですが、やっぱりホームはいいと感じます。圧倒的なホーム感は戦いやすいですし、負ける気がしません。
(加藤)玄と話していたのは、攻撃のときは自分たちが一つ前に入って厚みを作ること、守備のときはセカンドボールを拾うことです。それができれば自分たちのゲームになると分かっていましたし、先制するまではプランどおりできていたとも思います。だからこそ、90分で勝敗を決めたかったというのが正直な気持ちです。
アウェイ2連戦を戦って、ひさしぶりのホームゲームになります。ここ2試合は数的不利になったり、ロングボールが増えたり、観ていてもストレスの溜まるようなゲームだったと思うので、次の藤枝戦は自分たちのフットボールを表現したいです。
スタートから出たい気持ちはもちろんありますが、どこで出ても、ポイントで使われても、自分の良さ、自分の意義、そういうものをプレーで示せたらと思います。ボールをつなぐ藤枝のスタイルは変わっていないと思うので、そこに対して、自分たちの特長である前で奪う守備を見せることができれば勝利が近づくはずです。アウェイゲームにもたくさんのサポーターが来てくださって本当に心強かったですが、やっぱりホームはいいと感じます。圧倒的なホーム感は戦いやすいですし、負ける気がしません。
いわき戦は風が強く、なかなかアジャストできなかった反省はありますが、やろうとしたことは間違っていなかったと思いますし、うまく表現できた瞬間もいくつかあったと思います。ただ、チームとしてもっともっとできるはずだし、自分自身のパフォーマンスに関しても納得いっていないというか、イライラする部分がありました。しっかり振り返って、次の藤枝戦につなげる必要があると感じています。
あれだけの強風でも、もっと主導権を握れたはずです。また、いくつかあったチャンスは、やはり勇気を持って自分たちがボールをコントロールした場面だったので、誰かが勇敢にプレーすることが決定的なシーンにつながるということは、戦いながら感じていました。僕自身、もっと起点になれればよかったですし、クオリティを発揮することができれば、コンディションに関係なく結果を引き寄せられたと思います。
藤枝戦も、これまでと同様に自分たちのパフォーマンスを最大化したい思いがあります。個人的にも、チームとしても、いかに最大化できるかが重要だと感じています。もちろん、そうすれば必ず結果がついてくるとは思っていませんが、それを達成しない限り納得感は得られないですし、最大化することが勝利の可能性を高めると信じています。攻守両面で主導権を握りにいくプレーを意識すること、その中で自分の良さを発揮して、違いを生み出すプレーを見せたいです。
あれだけの強風でも、もっと主導権を握れたはずです。また、いくつかあったチャンスは、やはり勇気を持って自分たちがボールをコントロールした場面だったので、誰かが勇敢にプレーすることが決定的なシーンにつながるということは、戦いながら感じていました。僕自身、もっと起点になれればよかったですし、クオリティを発揮することができれば、コンディションに関係なく結果を引き寄せられたと思います。
藤枝戦も、これまでと同様に自分たちのパフォーマンスを最大化したい思いがあります。個人的にも、チームとしても、いかに最大化できるかが重要だと感じています。もちろん、そうすれば必ず結果がついてくるとは思っていませんが、それを達成しない限り納得感は得られないですし、最大化することが勝利の可能性を高めると信じています。攻守両面で主導権を握りにいくプレーを意識すること、その中で自分の良さを発揮して、違いを生み出すプレーを見せたいです。
いわき相手に(90分の結果で)引分けてしまったのは、自分たちがやりたいようにゲームを運んでいたぶん悔しいですし、2、3点取らないといけない試合だったと思います。失点のシーンはセットプレーからで、ああいうところが昇格が懸かる大事な試合で大事になってくると思います。昨季(のプレーオフ準決勝・千葉戦)もセットプレーでやられていなければ、という思いがありますから。逆に取るべきところで点を取って失点を減らしていければ、拾える勝点もかなり増える。そのあたりは、練習からみんなでこだわってやっているところですが、こだわるレベルを上げてやっていきたいです。
セットプレーで守る場合は、声を掛けることもそうですが、集中力を高めて、やられない雰囲気を作ることが大事だと思います。やられそうな雰囲気が失点を招くこともあるので、みんなで話しながら「大丈夫」という雰囲気を作ること。また、こぼれ球への反応も大事です。反応のスピードは声を掛け合うことで速くできると思うので、細かいところを積み上げていく。そうした細かい部分が、目標にしている優勝、昇格を達成するために必ず大事になってくるので、改善していきたいと思います。
次の藤枝戦はホームゲームです。負けずにここから勝ち続けることが大事だと感じています。今季はホームで全部勝てるように、みんな良い準備ができているので、そろそろ自分が点を決めたいと思います。ファーサイドの空いたスペースにボールが来たときに、しっかり決められるように頑張ります。
今年は自分のプレースタイルが広がっている手ごたえがありますし、コンディションも良いです。前節は自分のスローインからゴールにつながる場面もあったので、藤枝戦でも相手のスキを見逃すことなく、勝利をつかめるように戦いたいと思います。
セットプレーで守る場合は、声を掛けることもそうですが、集中力を高めて、やられない雰囲気を作ることが大事だと思います。やられそうな雰囲気が失点を招くこともあるので、みんなで話しながら「大丈夫」という雰囲気を作ること。また、こぼれ球への反応も大事です。反応のスピードは声を掛け合うことで速くできると思うので、細かいところを積み上げていく。そうした細かい部分が、目標にしている優勝、昇格を達成するために必ず大事になってくるので、改善していきたいと思います。
次の藤枝戦はホームゲームです。負けずにここから勝ち続けることが大事だと感じています。今季はホームで全部勝てるように、みんな良い準備ができているので、そろそろ自分が点を決めたいと思います。ファーサイドの空いたスペースにボールが来たときに、しっかり決められるように頑張ります。
今年は自分のプレースタイルが広がっている手ごたえがありますし、コンディションも良いです。前節は自分のスローインからゴールにつながる場面もあったので、藤枝戦でも相手のスキを見逃すことなく、勝利をつかめるように戦いたいと思います。
メンバー
スターティングメンバー
GK 31 栗栖 汰志
DF 2 永野 修都
DF 5 楠本 卓海
DF 4 中川 創
DF 22 久富 良輔
MF 15 杉田 真彦
MF 17 岡澤 昂星
MF 13 中村 優斗
MF 7 松木 駿之介
MF 14 三木 仁太
FW 11 真鍋 隼虎
控えメンバー
GK 21 ジョーンズ レイ
DF 3 鈴木 翔太
DF 25 中村 涼
MF 18 松下 佳貴
MF 26 河本 大雅
MF 30 芹生 海翔
MF 50 金子 翔太
FW 29 閑田 隼人
監督
槙野 智章
試合データ
主審
俵 元希
副審
竹田 明弘
副審
西水流 優一
第4の審判員
菊池 俊吾



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(昨季のJ1昇格プレーオフ準決勝の)千葉戦の映像も見せて、細かい守備のところを積み上げるというより、意識の問題だと話しました。大事なのは選手一人ひとりが練習から意識のレベルを上げていき、要求し合うこと。そのうえで積み重ねてきたものが、最後のああいう舞台で出るのではないかとフィードバックしました。いわき相手にアウェイで良いゲームをしたといって終わらせるのではなく、勝点3を奪い切れるような、もしくは絶対に奪うんだという意識を持ってトレーニングに励んで、試合に挑む。そんな意識を共有して迎えるのが、次の藤枝戦になります。
藤枝は槙野監督に代わりましたが、引き続きストロングの部分はありますし、整理されている部分もあると感じています。ただ、自分たちが狙える部分は明確にある。そういったところを突きながら、勝ち切る部分をクラブとして積み上げていきたいと思います。次はホームで戦えます。そうした中で相手がどうこうと意識するのではなく、まず自分たちが出せるパフォーマンスを最大限ピッチに置いてくる。ファン・サポーターと一緒に絶対に勝点3を取るんだという姿勢を、見せたいと思っています。