明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド EAST-Bグループ 第13節
2026.4.29 [WED] 14:00
NACK
大宮

- 55' 杉本 健勇
1
-
2
0
前半
2
1
後半
0
甲府

- 27' 太田 龍之介
- 29' 佐藤 和弘
試合経過
試合情報
-
.jpg)
基本情報
-

ホームゲーム観戦ルール&マナー
-

スタジアムへのアクセス
-
+.jpg)
スタジアム実況配信サービス
-

ファンクラブ会員限定ホームゲームイベント
-

ファンクラブ会員限定 ハーフタイム抽選会
-

ブルルフレンズシート
-

グッズ情報
-

スタジアムグルメ情報
-

デジタルマッチデープログラム
-

マスコット撮影会
-

ブルルフレンズ対象「はだしdeピッチ」
-

小学生以下限定!!「オリジナルタオルマフラー」プレゼント
-

アンダーアーマーTHANKS SALE
-

Wings for Life World Run特設ブース
-

「オリジナルプレーヤーズカード」プレゼントキャンペーン
-

シーズンチケット席変更サービス試験導入
-

招待キャンペーン
-

Wings for Life World Run 記念ユニフォーム着用試合
-

プレーヤーズカードプレゼント
研究されても、連戦下でも。大宮らしく戦い、“ゼロ”で勝つ

J2・J3百年構想リーグの優勝を目指すには、上位チームとの直接対決で勝点3が必須となる。ここまで2位の甲府にはアウェイで苦杯をなめており、リベンジを期す一戦でもある。
J2のクラブが多いグループで、大宮は最多の26ゴールを記録している。泉柊椰が8得点、山本桜大が7得点、カプリーニが6得点と、得点ランキングのトップ10に3選手が入っている。CKと直接FKのバリエーションも多彩で、多くの選手が出場する中で再現性のある攻撃を見せてきた。
勝利へのポイントは守備だろう。ここまで12試合で、クリーンシートは2試合に止まる。90分以内で敗れた4試合のうち3試合は、追いかける展開から勝点3を奪われた。前節の藤枝戦も、先行を許している。失点までの流れはややアンラッキーとも言えたが、小さなミスがあったのも事実だ。
百年構想リーグもすでに10試合以上が消化され、互いに相手の特徴を分析したうえでの戦いとなっている。大宮のゲーゲンプレスも研究されているが、恐れることなく即時奪回を狙っていきたい。攻撃と守備をシームレスにし、高強度で連続性のあるプレーを、日々のトレーニングから積み上げている。西大宮のグラウンドで培っているサッカーを、そのまま表現すればいいはずだ。
前節から中2日または中3日での5連戦に突入している。宮沢悠生監督は開幕から選手を固定せず、チーム全体で戦いながら勝利を目指してきた。連戦に対応できる体質は、すでに磨かれている。どのようなメンバーでも、大宮らしいサッカーを見せることはできる。「いい守備からいい攻撃」をあらためて徹底し、3度目のクリーンシートで勝点3をゲットしたい。
(文:戸塚 啓)
J2のクラブが多いグループで、大宮は最多の26ゴールを記録している。泉柊椰が8得点、山本桜大が7得点、カプリーニが6得点と、得点ランキングのトップ10に3選手が入っている。CKと直接FKのバリエーションも多彩で、多くの選手が出場する中で再現性のある攻撃を見せてきた。
勝利へのポイントは守備だろう。ここまで12試合で、クリーンシートは2試合に止まる。90分以内で敗れた4試合のうち3試合は、追いかける展開から勝点3を奪われた。前節の藤枝戦も、先行を許している。失点までの流れはややアンラッキーとも言えたが、小さなミスがあったのも事実だ。
百年構想リーグもすでに10試合以上が消化され、互いに相手の特徴を分析したうえでの戦いとなっている。大宮のゲーゲンプレスも研究されているが、恐れることなく即時奪回を狙っていきたい。攻撃と守備をシームレスにし、高強度で連続性のあるプレーを、日々のトレーニングから積み上げている。西大宮のグラウンドで培っているサッカーを、そのまま表現すればいいはずだ。
前節から中2日または中3日での5連戦に突入している。宮沢悠生監督は開幕から選手を固定せず、チーム全体で戦いながら勝利を目指してきた。連戦に対応できる体質は、すでに磨かれている。どのようなメンバーでも、大宮らしいサッカーを見せることはできる。「いい守備からいい攻撃」をあらためて徹底し、3度目のクリーンシートで勝点3をゲットしたい。
(文:戸塚 啓)
続きを読む
選手コメント
藤枝戦のアシストは、軌道は狙いどおりでしたがラッキーでした。負けていた中での途中出場だったので、追いつかないとその先は見えない、追いつくためにはクロスをどんどん入れないと、と思っていました。その思いが得点につながったのでよかったです。
途中から出る選手は全員、流れを変えたいという気持ちがあったと思います。サブの質、勢いがあるチームが結局は強いと思います。逆転しきれなかった悔しさはありますが、途中出場選手のクオリティと勢いで上回れたから、PK勝ちにもっていけたと考えています。PK戦でも勝ちは勝ちなので喜びはありましたが、普通のシーズンならば勝点2を落としているので、これを癖づけてはいけないと思います。
前回の甲府戦はアンラッキーな形の失点があって、そこから相手の守備を崩すことができませんでした。どちらが先に点を取るかで勝敗が分かれると思うので、失点しないこともそうですが、先に点を取ることにもこだわりたいです。
残り6試合は(上位との)直接対決ばかりなので、全部を叩けば首位に立てるはずです。このリーグで2位とか3位になっているようではうれしくない最後が待っているので、まずはこのグループで1位になって、全体でも1位になるために、残り全試合勝ちたいと思います。
ホームで戦えるのは間違いなく僕たちのアドバンテージで、選手としてはホームで戦える心強さがあります。前回はホームで情けない逆転負けをしてしまったので、次はファン・サポーターの皆さんと、最後に「寝ても大宮」を歌いたいです。
途中から出る選手は全員、流れを変えたいという気持ちがあったと思います。サブの質、勢いがあるチームが結局は強いと思います。逆転しきれなかった悔しさはありますが、途中出場選手のクオリティと勢いで上回れたから、PK勝ちにもっていけたと考えています。PK戦でも勝ちは勝ちなので喜びはありましたが、普通のシーズンならば勝点2を落としているので、これを癖づけてはいけないと思います。
前回の甲府戦はアンラッキーな形の失点があって、そこから相手の守備を崩すことができませんでした。どちらが先に点を取るかで勝敗が分かれると思うので、失点しないこともそうですが、先に点を取ることにもこだわりたいです。
残り6試合は(上位との)直接対決ばかりなので、全部を叩けば首位に立てるはずです。このリーグで2位とか3位になっているようではうれしくない最後が待っているので、まずはこのグループで1位になって、全体でも1位になるために、残り全試合勝ちたいと思います。
ホームで戦えるのは間違いなく僕たちのアドバンテージで、選手としてはホームで戦える心強さがあります。前回はホームで情けない逆転負けをしてしまったので、次はファン・サポーターの皆さんと、最後に「寝ても大宮」を歌いたいです。
開幕直前にケガをしたので、ショッキングでしたし、メンタル的にも厳しいところがありました。そこで、どういう気持ちでリハビリに取り組んだらいいのかを聞いて、アドバイスを受けました。いろいろ学べた期間だったので、家族、トレーナー陣、自分のために時間を割いてくれた方々に恩返しができればと思いますし、すごく感謝しています。
ケガからようやく戻ってきて、スタートラインに立てた感じです。ここからどうチームに貢献できるか。そこを試されていると思うので、頑張ります。
(前節の最後に出場しましたが)大宮デビューという感じはなく、1試合も出ていなかったのに「おかえり」という感じでスタッフや選手たちがポジティブに迎えてくれたので、すごくうれしかったです。コンディションは問題ないので、あとは自分のパフォーマンスを出すだけです。チームの勝利のためにピッチで躍動することが大事なので、ここから先、そこを忘れずにやっていきたいです。
まだNACK5スタジアム大宮でプレーしたことがないので、すごく楽しみにしています。ホームで戦える強みを感じられるスタジアムですし、あれだけ熱いファン・サポーターが1万人以上集まるメリットは大きいです。皆さんの力も借りて、相手を飲み込むことができるスタジアムだと思うので、そこで躍動できればと思います。
残り6試合、首位フィニッシュを成し遂げるためにも失点は減らさなければいけません。自分がピッチに立つ以上、そこは大事にしていきたいです。クリーンシートを目指すのはもちろん、失点してもそれ以上は絶対に与えないこと、そうしたメンタルが試されていると思うので、強い意識を持って戦いたいです。
ケガからようやく戻ってきて、スタートラインに立てた感じです。ここからどうチームに貢献できるか。そこを試されていると思うので、頑張ります。
(前節の最後に出場しましたが)大宮デビューという感じはなく、1試合も出ていなかったのに「おかえり」という感じでスタッフや選手たちがポジティブに迎えてくれたので、すごくうれしかったです。コンディションは問題ないので、あとは自分のパフォーマンスを出すだけです。チームの勝利のためにピッチで躍動することが大事なので、ここから先、そこを忘れずにやっていきたいです。
まだNACK5スタジアム大宮でプレーしたことがないので、すごく楽しみにしています。ホームで戦える強みを感じられるスタジアムですし、あれだけ熱いファン・サポーターが1万人以上集まるメリットは大きいです。皆さんの力も借りて、相手を飲み込むことができるスタジアムだと思うので、そこで躍動できればと思います。
残り6試合、首位フィニッシュを成し遂げるためにも失点は減らさなければいけません。自分がピッチに立つ以上、そこは大事にしていきたいです。クリーンシートを目指すのはもちろん、失点してもそれ以上は絶対に与えないこと、そうしたメンタルが試されていると思うので、強い意識を持って戦いたいです。
(前節は左サイドバックでの出場でしたが)キャンプでもやっていましたし、今季のメンバーなら左をやるイメージもある程度は持っていました。前半は、とにかく失点ゼロで終えることを思い描いていました。後半に失点して難しくなりましたが、自分たちのやりたいことだけではなく、勝つためにいかに戦うか、という判断でプレーできたと思います。
ディフェンスとしては、あのシーン(藤枝戦での決定機を止めたブロック)にも1点の価値があったと思います。そういった際(キワ)のところでチームに貢献できればいいという考えです。際のところで誰かが勝つことでチームの士気が変わってきますし、流れが良くないときでも際の勝負で勝つと自分たちに流れをもってくることができるので、ピッチに立ったときは、そういったところでチームに勢いを出せればと思います。
ここから連戦なので、チーム力が必要になってくると思います。どの選手も、いつ出番が来ても行ける準備はできているはずです。誰がチャンスを与えられたとしても、チームが勝つためにどれだけのプレーができるかで、そのためには、自分たちがベースにしてきた戦うところ、走り負けないところが大事になります。
宮さん(宮沢監督)が来て徹底してくれたベースを忘れず、そのベースで相手を上回ってから自分たちがやろうとしていることをやるのがRBの良さだと思うので、そこは、みんなが理解していかなければいけないと思います。
チームメートだった2人(藤井一志と福井啓太)とピッチで対戦できるのはうれしいです。みんな負けたくないという気持ちをもってぶつかり合うと思うので、皆さんにはそこを見てもらえたらと思います。
ディフェンスとしては、あのシーン(藤枝戦での決定機を止めたブロック)にも1点の価値があったと思います。そういった際(キワ)のところでチームに貢献できればいいという考えです。際のところで誰かが勝つことでチームの士気が変わってきますし、流れが良くないときでも際の勝負で勝つと自分たちに流れをもってくることができるので、ピッチに立ったときは、そういったところでチームに勢いを出せればと思います。
ここから連戦なので、チーム力が必要になってくると思います。どの選手も、いつ出番が来ても行ける準備はできているはずです。誰がチャンスを与えられたとしても、チームが勝つためにどれだけのプレーができるかで、そのためには、自分たちがベースにしてきた戦うところ、走り負けないところが大事になります。
宮さん(宮沢監督)が来て徹底してくれたベースを忘れず、そのベースで相手を上回ってから自分たちがやろうとしていることをやるのがRBの良さだと思うので、そこは、みんなが理解していかなければいけないと思います。
チームメートだった2人(藤井一志と福井啓太)とピッチで対戦できるのはうれしいです。みんな負けたくないという気持ちをもってぶつかり合うと思うので、皆さんにはそこを見てもらえたらと思います。
メンバー
スターティングメンバー
GK 1 河田 晃兵
DF 20 遠藤 光
DF 2 井上 樹
DF 44 福井 啓太
MF 24 佐藤 恵介
MF 26 佐藤 和弘
MF 27 武井 成豪
MF 8 安田 虎士朗
MF 7 荒木 翔
FW 14 藤井 一志
FW 32 太田 龍之介
控えメンバー
GK 97 東 ジョン
DF 4 山本 英臣
MF 6 小林 岩魚
MF 11 熊倉 弘達
MF 19 水野 颯太
MF 25 平塚 悠知
MF 96 黒川 淳史
FW 10 内藤 大和
FW 29 大島 康樹
監督
渋谷 洋樹
試合詳細
|
|
|
|---|---|---|
| 14 | シュート | 8 |
| 9 | GK | 12 |
| 8 | CK | 4 |
| 12 | 直接FK | 9 |
| 4 | 間接FK | 3 |
| 1 | PK | 0 |
試合データ
主審
須谷 雄三
副審
内山 翔太
副審
堀 格郎
第4の審判員
足立 正輝
入場者数
10,477人
天候
曇のち雨、弱風
ピッチ状態
全面良芝
気温/湿度
18.9℃/74%
HIGHLIGHT
前半3分間での2失点が響き、勝点に届かず

明治安田J2・J3百年構想リーグEAST-Bグループ第13節は、甲府を迎えてのホームゲームだ。
アウェイでの前回対戦は1-2の敗戦だった。必ず借りを返したい。2位・甲府と4位・大宮の勝点差は「2」で、90分で勝てば順位が入れ替わる。PK戦を制した前節の藤枝戦に続いて難敵の甲府に競り勝ち、ここから福島、いわき、札幌と続く4連戦に弾みをつけられるか。
宮沢監督は、藤枝戦から先発8人を変更。加藤聖が左サイドバックを務め、「(ベンチスタートは)良い刺激になりました。先発に戻れたら、より頑張れそうです」と語っていた小島が中山と中盤の中央に立ち、杉本、松井、オリオラ・サンデーが攻撃的なポジションに入り、尾崎と神田が初先発を飾った。泉、山本、カプリーニなどがベンチに控える頼もしいメンバー構成だ。
甲府のキックオフで始まった試合は、開始直後から両者の闘志がぶつかり合う展開となった。加藤聖のパスを受けたサンデーのファーストシュートを皮切りに、激しく攻守が入れ替わる。中盤での攻防も迫力十分。中山が福井に倒されて得たFKのこぼれ球を自ら拾い、右足で狙ったシュートは、わずかにゴールの左に外れた。
17分、左サイドでサンデーのパスを受けた神田が中央へ折り返す。逆サイドから走り込んできた関口がボールを収め、左足でコースを突いたが、これも枠をとらえることはできなかった。
甲府はカウンターの切れ味が鋭く、藤井のプレッシングやプレスバックも素早い。一瞬の隙が命取りになるような緊迫した展開の中、大宮は太田に先制点を許した。さらに2分後のピンチも脱し切れず、波状攻撃から追加点を奪われてしまった。
2点ビハインドとなった大宮は、思うように押し返せない。セカンドボールを拾えず、自陣で我慢する時間帯が続く。相手のシュートミスやトム・グローバーのセーブで3点目は許さなかったものの、甲府のゴール前までボールを運ぶことができず、苦しい展開のままハーフタイムを迎えた。
後半の立ち上がりも、トムのセーブでなんとかCKに逃げるなど、自分たちの時間を作れない。右から仕掛けたサンデーのドリブルシュートはサイドネットの外側を叩く。だが、関口の積極性が流れを変える。52分、西尾のロングパスを絶妙なトラップで運ぶと、ペナルティエリア内でファウルを誘発。このPKを杉本が冷静に右隅に蹴り込んで1点差。と同時に2枚目のイエローカードで相手を退場に追い込み、残り時間を数的優位で戦える状況を作り出した。
ゴール裏を埋めたサポーターの熱量も増し、ボールを持てるようになった大宮の攻撃が続く。右サイドの関口が幾度となく縦に仕掛け、中山がセカンドボールを拾い、小島がスルーパスを繰り出す。63分には攻撃参加した尾崎のグラウンダークロスにサンデーが飛び込み、触れば1点という決定機を創出した。
65分にはサンデーに代えて山本、神田に代えてカプリーニを投入。直後には関口のクロスに山本が頭で合わせたが、このシュートは惜しくもGK河田の正面を突いた。ただ、大宮の攻撃は止まらない。小島と山本がゴールに迫り、こぼれ球を拾った中山が右足を振る。
加藤聖とカプリーニのCKが続き、サポーターのボルテージとともに同点弾への期待が膨らむ。西尾が統率する守備陣は隙を作らず、攻撃陣をサポート。松井との交代で泉が送り込まれると、大宮はより一層攻撃の勢いを増した。杉本がサイドのスペースに走り、泉が勝負を挑む。
だが、2点目が遠い。関口のクロスを収めたカプリーニのシュートは相手に阻まれ、加藤聖のクロスはあと少しで味方に届かない。杉本とのワンツーで抜け出た山本もゴールを割れず。終了間際に降り始めた激しい雨の中、大宮は5分のアディショナルタイムを含め最後まで攻め、泉も絶好のチャンスを迎えたが、勝点3を手にすることはできなかった。
試合後、宮沢監督は「ホームで勝点3を取れなかった事実に対してしっかり向き合って、顔を上げて、次の試合に向けていい準備ができるようにやっていきたいと思います」コメントした。また、選手たちの多くが躍動できなかった不甲斐なさを口にし、ボールを受ける勇気の欠如を反省。球際の弱さ、セカンドボールへの出足の鈍さ、つながってプレーする意識などを口にした。
そして、杉本が「チャンスを決めていれば勝っていたと思う。ただ、この失敗は生かさないといけない。試合がすぐ来るのは幸せなこと。そこでいい姿を見せたいと思います」と語ったように、次節は4日後だ。福島とのアウェイゲームで、大宮らしい躍動感のあるサッカーが表現されると信じたい。
(文:粕川 哲男)
アウェイでの前回対戦は1-2の敗戦だった。必ず借りを返したい。2位・甲府と4位・大宮の勝点差は「2」で、90分で勝てば順位が入れ替わる。PK戦を制した前節の藤枝戦に続いて難敵の甲府に競り勝ち、ここから福島、いわき、札幌と続く4連戦に弾みをつけられるか。
宮沢監督は、藤枝戦から先発8人を変更。加藤聖が左サイドバックを務め、「(ベンチスタートは)良い刺激になりました。先発に戻れたら、より頑張れそうです」と語っていた小島が中山と中盤の中央に立ち、杉本、松井、オリオラ・サンデーが攻撃的なポジションに入り、尾崎と神田が初先発を飾った。泉、山本、カプリーニなどがベンチに控える頼もしいメンバー構成だ。
甲府のキックオフで始まった試合は、開始直後から両者の闘志がぶつかり合う展開となった。加藤聖のパスを受けたサンデーのファーストシュートを皮切りに、激しく攻守が入れ替わる。中盤での攻防も迫力十分。中山が福井に倒されて得たFKのこぼれ球を自ら拾い、右足で狙ったシュートは、わずかにゴールの左に外れた。
17分、左サイドでサンデーのパスを受けた神田が中央へ折り返す。逆サイドから走り込んできた関口がボールを収め、左足でコースを突いたが、これも枠をとらえることはできなかった。
甲府はカウンターの切れ味が鋭く、藤井のプレッシングやプレスバックも素早い。一瞬の隙が命取りになるような緊迫した展開の中、大宮は太田に先制点を許した。さらに2分後のピンチも脱し切れず、波状攻撃から追加点を奪われてしまった。
2点ビハインドとなった大宮は、思うように押し返せない。セカンドボールを拾えず、自陣で我慢する時間帯が続く。相手のシュートミスやトム・グローバーのセーブで3点目は許さなかったものの、甲府のゴール前までボールを運ぶことができず、苦しい展開のままハーフタイムを迎えた。
後半の立ち上がりも、トムのセーブでなんとかCKに逃げるなど、自分たちの時間を作れない。右から仕掛けたサンデーのドリブルシュートはサイドネットの外側を叩く。だが、関口の積極性が流れを変える。52分、西尾のロングパスを絶妙なトラップで運ぶと、ペナルティエリア内でファウルを誘発。このPKを杉本が冷静に右隅に蹴り込んで1点差。と同時に2枚目のイエローカードで相手を退場に追い込み、残り時間を数的優位で戦える状況を作り出した。
ゴール裏を埋めたサポーターの熱量も増し、ボールを持てるようになった大宮の攻撃が続く。右サイドの関口が幾度となく縦に仕掛け、中山がセカンドボールを拾い、小島がスルーパスを繰り出す。63分には攻撃参加した尾崎のグラウンダークロスにサンデーが飛び込み、触れば1点という決定機を創出した。
65分にはサンデーに代えて山本、神田に代えてカプリーニを投入。直後には関口のクロスに山本が頭で合わせたが、このシュートは惜しくもGK河田の正面を突いた。ただ、大宮の攻撃は止まらない。小島と山本がゴールに迫り、こぼれ球を拾った中山が右足を振る。
加藤聖とカプリーニのCKが続き、サポーターのボルテージとともに同点弾への期待が膨らむ。西尾が統率する守備陣は隙を作らず、攻撃陣をサポート。松井との交代で泉が送り込まれると、大宮はより一層攻撃の勢いを増した。杉本がサイドのスペースに走り、泉が勝負を挑む。
だが、2点目が遠い。関口のクロスを収めたカプリーニのシュートは相手に阻まれ、加藤聖のクロスはあと少しで味方に届かない。杉本とのワンツーで抜け出た山本もゴールを割れず。終了間際に降り始めた激しい雨の中、大宮は5分のアディショナルタイムを含め最後まで攻め、泉も絶好のチャンスを迎えたが、勝点3を手にすることはできなかった。
試合後、宮沢監督は「ホームで勝点3を取れなかった事実に対してしっかり向き合って、顔を上げて、次の試合に向けていい準備ができるようにやっていきたいと思います」コメントした。また、選手たちの多くが躍動できなかった不甲斐なさを口にし、ボールを受ける勇気の欠如を反省。球際の弱さ、セカンドボールへの出足の鈍さ、つながってプレーする意識などを口にした。
そして、杉本が「チャンスを決めていれば勝っていたと思う。ただ、この失敗は生かさないといけない。試合がすぐ来るのは幸せなこと。そこでいい姿を見せたいと思います」と語ったように、次節は4日後だ。福島とのアウェイゲームで、大宮らしい躍動感のあるサッカーが表現されると信じたい。
(文:粕川 哲男)
続きを読む
監督コメント
10,000人を超えるファン・サポーターの方が来てくださっている中で、こういった試合をしてしまった悔しさが本当にあります。選手に勇気を持ってプレーさせてあげられなかった悔しさを本当に感じています。ホームで勝点3を取れなかった事実に対してしっかりと向き合って、顔を上げてまた次の試合に向けていい準備ができるようにやっていきたいと思います。
ハーフタイムには、「このままでは終われない。これは自分たちが目指してきたサッカーじゃないぞ」と伝えました。戦術的なところもあるのですが、やはり姿勢の部分で、前半は選手たちが勇気を持ってプレーしてないような感じで、ボールを受けようとしていない、怖がっている印象があったので、それがなぜなのかは分析したいと思っていますが、自分たちの姿勢、ボディランゲージも含めて、チームが一つになっていなかったので、「絶対に後半の開始10分で一点を取って、自分たちのサッカーをもう一回やり切るぞ」ということを選手たちに伝えました。
前節から多くの選手を入れ替えましたが、新しい選手たちが、自分たちが目指しているサッカーをホームで甲府というすばらしい相手に対して表現して、ここで勝点3を取って自分たちのやってきたことを前に進めていくというプランでした。ただ、その中で勇気を持ってプレーさせてあげられなかったことに対して本当に悔しさを感じていますし、プランがうまくいかなかったことに対して真摯に向き合って、もう一回分析をして、もう一回前を向いて立ち上がれるようにやっていきたいと思います。
自分たちは連続失点しないことを目指してやってきた中で、やはりあのように連続失点してしまうところに全体としての問題があると思うので、そこは選手たちとコミュニケーションを取って、何が本当に自分たちに必要なのかをもう一回話し合ってやっていかなければいけないと感じています。
ハーフタイムには、「このままでは終われない。これは自分たちが目指してきたサッカーじゃないぞ」と伝えました。戦術的なところもあるのですが、やはり姿勢の部分で、前半は選手たちが勇気を持ってプレーしてないような感じで、ボールを受けようとしていない、怖がっている印象があったので、それがなぜなのかは分析したいと思っていますが、自分たちの姿勢、ボディランゲージも含めて、チームが一つになっていなかったので、「絶対に後半の開始10分で一点を取って、自分たちのサッカーをもう一回やり切るぞ」ということを選手たちに伝えました。
前節から多くの選手を入れ替えましたが、新しい選手たちが、自分たちが目指しているサッカーをホームで甲府というすばらしい相手に対して表現して、ここで勝点3を取って自分たちのやってきたことを前に進めていくというプランでした。ただ、その中で勇気を持ってプレーさせてあげられなかったことに対して本当に悔しさを感じていますし、プランがうまくいかなかったことに対して真摯に向き合って、もう一回分析をして、もう一回前を向いて立ち上がれるようにやっていきたいと思います。
自分たちは連続失点しないことを目指してやってきた中で、やはりあのように連続失点してしまうところに全体としての問題があると思うので、そこは選手たちとコミュニケーションを取って、何が本当に自分たちに必要なのかをもう一回話し合ってやっていかなければいけないと感じています。
選手コメント
前半は、全員がもっとボールを欲しがらないといけないですし、ボールを受けに行く意思が伝わらないというか、それは自分も含めてですが、全員が怖がっているように感じました。若い選手ももっとチャレンジして「自分に出せよ」という意思を出しほしいと思いますし、ただチームが決めた戦術でポジショニングを取ってというだけでは、ボールも回らないですし攻められないので、ハーフタイムにはそういったところを改善しようと話しました。
サイドのポケットを取りに行く狙いがチームとしてあった中で、自分が何回か良い取り方をしたときもありましたが、オフサイドになったところは自分自身反省しなければいけないですし、確実にあそこを取っていくことで押し込んでいけるようにしたいです。ただ単に攻撃してるのではなく、ジャブのようにどんどん押し込んでいく攻撃も必要だと思いますし、それはシーズンを戦っていく中ですごく大事なことだと思います。今はあまり躍動していないというか、たぶん観ている人が一番分かっていると思うのですが、一歩出遅れている場面が多いので、それは一人ひとりが見つめ直さなければいけないですし、チームとしても改善しなければいけないと思います。
PKでのゴールの場面は、いつもどおりです。(関口)凱心が非常に良い突破をしましたし、相手が少なくなって勝点3を取らなければいけない試合だったと思うので、雨の中来てくれたファン・サポーターに申し訳ないです。
連続して失点しないということは全員が思っていることですが、でもこれがサッカーだと思いますし、流れというものがある中で、自分たちにもチャンスがあって、そこで決めていれば勝てたと思います。ただ、この失敗を生かさなければいけないですし、反省したいと思います。
連戦ですが、試合がまたすぐ来るというのはすごく幸せなことですし、また1週間待って試合という形ではなく、3日後には次の試合が来るので、いい姿を見せたいと思います。
サイドのポケットを取りに行く狙いがチームとしてあった中で、自分が何回か良い取り方をしたときもありましたが、オフサイドになったところは自分自身反省しなければいけないですし、確実にあそこを取っていくことで押し込んでいけるようにしたいです。ただ単に攻撃してるのではなく、ジャブのようにどんどん押し込んでいく攻撃も必要だと思いますし、それはシーズンを戦っていく中ですごく大事なことだと思います。今はあまり躍動していないというか、たぶん観ている人が一番分かっていると思うのですが、一歩出遅れている場面が多いので、それは一人ひとりが見つめ直さなければいけないですし、チームとしても改善しなければいけないと思います。
PKでのゴールの場面は、いつもどおりです。(関口)凱心が非常に良い突破をしましたし、相手が少なくなって勝点3を取らなければいけない試合だったと思うので、雨の中来てくれたファン・サポーターに申し訳ないです。
連続して失点しないということは全員が思っていることですが、でもこれがサッカーだと思いますし、流れというものがある中で、自分たちにもチャンスがあって、そこで決めていれば勝てたと思います。ただ、この失敗を生かさなければいけないですし、反省したいと思います。
連戦ですが、試合がまたすぐ来るというのはすごく幸せなことですし、また1週間待って試合という形ではなく、3日後には次の試合が来るので、いい姿を見せたいと思います。
前半は、サイドから内側に入ったり、流動的にサイドでボールを動かしていくことが狙いだったのですが、もっと良い位置にみんなが入ってきて、相手のプレッシャーの足を止められたら違ったかなと思います。 後半は右に入りましたが、(関口)凱心くんが高い位置にいて、そこからPKを取りましたが、(関口)凱心くんのスピードを生かしながら、位置取りの部分で段差を作ることを意識してプレーしていました。
もっとボールを引き出したり、もっと相手がイヤがるような危険なプレーをしないと自分が出る意味はないので、次に向けてやっていかなければいけないと思います。そういうチャンスで存在感を出さなければいけないと思いますし、前のポジションでプレーしているということもありますが、ボールを触る回数が少なかったことも含めて悔しいです。
サポーターの皆さんが本当に良い雰囲気を作ってくれて、だからこそ勝たなければいけなかったですし、雨の中で応援に来てくれる方々がいるのに、ふがいないプレーをしてしまったなと思います。もっとチームが勝つために自分の特徴を出さなければいけないと思いますし、もっと自分ができることを増やして、チームを勝たせたいと思います。
もっとボールを引き出したり、もっと相手がイヤがるような危険なプレーをしないと自分が出る意味はないので、次に向けてやっていかなければいけないと思います。そういうチャンスで存在感を出さなければいけないと思いますし、前のポジションでプレーしているということもありますが、ボールを触る回数が少なかったことも含めて悔しいです。
サポーターの皆さんが本当に良い雰囲気を作ってくれて、だからこそ勝たなければいけなかったですし、雨の中で応援に来てくれる方々がいるのに、ふがいないプレーをしてしまったなと思います。もっとチームが勝つために自分の特徴を出さなければいけないと思いますし、もっと自分ができることを増やして、チームを勝たせたいと思います。
甲府のようなチームに対して、前半に失点してはいけなかった中で2失点してしまって、苦しくなったと思います。後半は(相手の)退場もあって巻き返せるかなと思ったのですが、チャンスはあったので決めるだけでしたし、決め切らなければいけなかったです。何より前半の内容が良くなかったです。
前半は、自分がボール受けても出しどころがないような感じがして、受けることを怖がっているのか、立ち位置が悪いのかは分からないですが、新しいメンバーがいた中でも、もっとコミュニケーションを取って動かしながらできたのかなと思います。
自分たちのプレッシャーや切り替えの反応が、最近は開幕のときより遅くなっているように感じます。メンバーだったり疲れもあるのかもしれないですが、守備でうまく行けていない、切り替えが遅かったり、守備で迫力が出せてないところはあるのかなと思います。また連戦になりますが、個人的には連戦の方が動ける感覚があるのでここで頑張りたいですし、引き続きやっていくしかないと思います。
前半は、自分がボール受けても出しどころがないような感じがして、受けることを怖がっているのか、立ち位置が悪いのかは分からないですが、新しいメンバーがいた中でも、もっとコミュニケーションを取って動かしながらできたのかなと思います。
自分たちのプレッシャーや切り替えの反応が、最近は開幕のときより遅くなっているように感じます。メンバーだったり疲れもあるのかもしれないですが、守備でうまく行けていない、切り替えが遅かったり、守備で迫力が出せてないところはあるのかなと思います。また連戦になりますが、個人的には連戦の方が動ける感覚があるのでここで頑張りたいですし、引き続きやっていくしかないと思います。


























「狩る」姿勢はもちろんですが、私がイメージしているサッカーは、躍動的な守備から入って攻撃につなげていく戦い方です。また、私がここに来る前から積み上げてきている大宮のサッカーに対しても、誇りを持っていいと思っています。大宮の良さを思い出させるプレー、そのうえで結果にも結びつけられるサッカーを、ここからの4連戦でファン・サポーターの皆さんに見せられたらと思います。
甲府戦は100%、絶対に勝ちにいきます。相手の順位や調子に関係なく、まずは自分たちがやるべきことにフォーカスすること、そして、ベースをあらためて突き詰めていきたいです。連戦となりますが、これまでに積み上げてきたものがありますし、できるだけメンバーを固定せずに戦ってきた意図もあります。情報量を多くしすぎず、選手たちがフットボールに集中できる準備も心掛けています。あとは、元気よく、勝っても負けても下を向かない、その姿勢は貫いていきたいです。
ゴールデンウィークになるので、特に子どもたちがスタジアムに来てくれると思います。指導者として、子どもたちに夢を与えたい、来てくださるファン・サポーターをワクワクさせたいという思いはつねに持っています。今はそれをなかなかピッチの上で表現できていないところがあるので、この4連戦を機会に自分たちのサッカーをもう一度思い出して、「大宮の選手すごいよね」「めっちゃ戦っているよね」となるように、まずは基本的なところを感じ取ってもらえるようなプレーを意識しています。
ホームに帰ってゲームができるので、絶対にベースのところは見せたいです。前回の甲府戦は悔しい思いをしているので、今回は相手よりも点を取って、クリーンシートを目指して、全力で、チーム一丸となってプレーすることを約束します。