SOMPO WEリーグ 第13節
2025.3.9 [SUN] 14:00 長野U

AC長野

  • 89' 川船 暁海
1 - 1
0 前半 1
1 後半 0

大宮V

  • 36' 齊藤 夕眞
試合経過
監督コメント
もう勝つしかないという状況の中で、内容はどうであれ、とにかく勝つということだけを思っていたので、とてもシンプルなことですが逆にシンプルだからこそ難しいことだったと思いますし、もうなりふり構わずというか、そういったところがこういったゲームにつながった要因かなと思います。

選手たちも内容が良くなかったことは自覚しているので、より良くするために取り組んでいるところもありますし、逆にFWの選手は枠にシュートが飛んでいたぶん、やはり決め切るというところも思っていますし、そういったところはいつもよりもポジティブに改善ができるので雰囲気はいいのかなとは思います。

やはり背後を狙い続けることはやめずに、そこからどうセカンドボールを回収するのかとか、背後を取るタイミングであったりというところはさらに修正しなければいけないと思っています。中盤の選手たちからすれば、自分たちが担当するエリアが少し広すぎるというか、チームとしてセカンドボール一つにしても、そういったところは攻守においてコンパクトにしていくことは大事だと思います。

AC長野はハードワークできるチームですし、前に前に推進力がある中で、後ろにはパワフルな選手が控えて揃えているところもあるので、単純に入れるというよりかは目線を変えたり、しっかりボールを収めるところを収められなければ全部弾き返されてセカンド勝負になってしまうと思います。そこはチームとしても意識してやっていかなければなりません。

前節(第12節)は、すべてのゲームの中で私たちのゲームが観客動員数が一番多かったと思いますが、前期一度も勝てていないチームにそれだけの多くの方が来てくださることは、本当に感謝しかありません。そういった方たちに足を運び続けてもらえるよう、私たちはやり続けなければいけないと思いますし、選手もそうですけど、あのスタジアムに来たすべての人がポジティブにスタジアムを出れることが一番大事かなと思っています。私たちは順位を一つずつ上げていくしかないので、必ず勝ち点3を皆さまと一緒につかめるように、必死になってやっていかなければならないと思います。
選手コメント
ウィンターブレイク期間で、チームとしては攻守の切り替えの部分は意識して準備してきましたし、守備への切り替えもそうですが、前の選手の特長であるスピードを生かしたカウンター攻撃というところは意識的に取り組みました。また、新加入選手が加わったことでより練習強度が高まって、すごくいい雰囲気で日々過ごせたと思います。

ずっと勝ちたいと思って全員で練習してきましたし、それが前節はプレーにも表れていて、ゴール前の守備も体を張って最後まで集中して守れていましたし、いい守備からいい攻撃につなげられたと思います。また、途中交代で入った選手もチームにいい影響を与えていましたし、しっかり決め切るところで決め切れたと思います。ただ、これはどんな状況でも私たちを信じて応援し続けてくれるファン・サポーターの存在があっての結果だったと思います。

自分としては、トレーナーの方たちのおかげで今すごくいいコンディションでプレーできているので、ケガで試合に出れなかった悔しさやメンタル面の悔しさを後期のゲームで表現できればと思っています。また、スタメンであろうと途中交代で入ろうと、どんな状況でもそのとき与えられた時間と役割で活躍できる選手がホンモノの選手だと思うので、ずっと私たちの勝利を待ってくれている人たちのためにも頑張りたいと思いますし、結果で恩返ししたいです。

長野Lは、昨季同じチームで戦った坂井(優紀)選手をはじめとした、DFラインの選手が空中戦が得意な選手が多いですし、セカンドボールを拾ってからのカウンター攻撃の速さや粘り強い守備が印象的です。私たちにとって、やっぱり勝利した次の試合はすごく大切だと思うので、セカンドボールの回収の部分は徹底したいですし、当たり前のプレーの重要性をもう一度練習の中で突き詰めていきたいです。

自分自身どんな状況で出るかは分からないですが、やっぱりアウェイまで足を運んでくださる方や画面上で応援してくださる方がいる限り絶対に勝ちたいと思っていますし、ケガをして試合に出れなかった悔しさや勝負へのこだわりという部分をプレーで見せていきたいと思います。
ウィンターブレイク期間で、個人としてはクロスボールにアグレッシブに行くことと、セービングの部分を重点的に取り組みました。チームとして、練習試合の中でGKからのビルドアップで得点につながるシーンが増えていましたが、N相模原戦ではなかなかうまくできず課題が多く残りましたし、もう少し恐れずにチャレンジできれば良かったと思います。

前節は何が何でも勝ちたい試合だったので、前からどんどん行こうねと話はしていましたが、うまく前からプレッシャーがかからず、ハメ切れなかったですし、取りどころが抑えられなかったところは反省点です。ただ、修正すべき部分は多くありましたが、勝ち切ることができたことは大きな収穫だと思います。

後半のあの時間帯で返されてしまいましたが、応援してくださるファン・サポーターの皆さんに勝利を届けることを誰も諦めていなかったですし、前に前に返すぞという気持ちが大きかったと思います。そのような気持ちが最終的にゴールにつながって、あらためてそういった"絶対に取るんだ"という気迫が大事だと感じましたし、今後も大切にしていきたいです。

AC長野は勢いがあるチームで前からどんどん出てくると思いますが、そこを落ち着いてみんなでつながりをもってビルドアップしてゴールまで持って行ければと思います。前節はたくさんの応援に後押ししてもらって勝つことができたと思っています。次節はアウェイゲームですが、絶対に勝ち切るので応援よろしくお願いします。
メンバー

スターティングメンバー

GK 1 伊藤 有里彩
DF 19 安倍 乃花
DF 5 岩下 胡桃
84'
DF 29 坂井 優紀
DF 3 岡本 祐花
MF 14 菊池 まりあ
30'
MF 7 三谷 沙也加
46*'
MF 28 稲村 雪乃
FW 17 髙橋 雛
84'
FW 13 大内 梨央
65'
FW 11 川船 暁海

控えメンバー

GK 21 梅村 真央
DF 27 知久 奈菜穂
46*'
DF 34 鈴木 こなつ
DF 24 橋谷 優里
84'
MF 22 宮本 華乃
30'
MF 6 源間 葉月
65'
FW 30 玉井 小春
84'

監督

廣瀬 龍

スターティングメンバー

88'
82'
82'
82'
56'

控えメンバー

88'
82'
56'
82'
82'

監督

柳井 里奈
試合詳細
3 シュート 9
8 GK 7
2 CK 8
11 直接FK 4
1 間接FK 1
0 PK 0
試合データ

主審

荒川 里実

副審

萩尾 麻衣子

副審

水嶋 優希

第4の審判員

吉永 真紀

入場者数

792人

天候

晴、強風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

6.3℃/57%
監督コメント
前節は勝点3が取れたので、今節も変わらず必ず勝点3を取って帰ろうと選手に伝えてゲームに入りました。また、前節は長いボールばかりになってしまったところを、しっかり一つクッションを入れてもう1個背後を取りに行くというところは全体で共有しました。

試合前に伝えたことが試合の中で形として見えていたところもありましたし、齊藤自身も"なかなか前節シュートがなかったからゴールを狙っていきたい"と話していたので、その中でゴールを取ってくれたことはすばらしかったと思います。ただ、試合終盤で蹴り込まれることが想定された中で、セットプレーを掻き出せなかった、体をボールに被せられなかったところはすごくもったいなかったと思います。

後半、AC長野の圧力が上がってくることはわかっていたので、その中でもしっかり相手を押し込むために、裏に抜けるところは抜けるそのタイミングを合わせることであったり、前が空いていれば相手陣地に積極的にボールを運ぶというところは選手とも共有した中で、選手は一生懸命やってくれたのではないかと思います。

齊藤は得点の部分以外でもすごくチームに大きな影響を与えてくれていますし、そういった動きがあるからこそ彼女はゴールにボールを運ぶシーンが多かったり、ボールがそこに飛ぶという能力のようなものを引き寄せているのかなと思います。ただ後半にチャンスもありましたし、西尾のところもそうですけど、他の選手もしっかり点を取らなければいけないという部分は、引き続き課題なのかなと思います。
選手コメント
前節は勝ったものの、なかなか攻撃の時間帯も少なかったですし、自分自身もシュートは得点以外ほとんどなかったので、今日は果敢にゴールに向かっていこうという思い、勝点3を取りに行くという思いで試合に臨みました。

得点シーンは、タカ(髙橋)がうまく落としてくれたので、ファーに人が入ってくれると信じて思い切って足を振ったら、風の力と合わさって流れて入った形でしたが、イメージを持ってゴールに向かえたことでこういったシーンを生み出せたと思います。また前半は少し苦しい時間帯もあったので、得点を取ったことでチームが落ち着いた部分は良かったかなとは思いますが、決めるべきところで決め切れなかったところが結果につながっているので、FWとしても責任を感じますし、チームとしても最後の最後勝ち切る強さを持てるようにしていく必要があると思います。

前節に比べるとボールが落ち着いていたり、全体が前向きでボールを配球できるシーンが増えたのでそこは収穫だと思います。ただやっぱり最後の最後決め切るという部分がセットだと思うので、そこはトレーニングの中から質を上げていかなければいけないと思います。

次節の浦和はやっぱり全体的に体も強くて、スキルのある選手が多いことはわかっている中で、自分たちが劣勢に入るよりかは自分たちから取りに行くという思い、全員が勝ちに行くという思いで戦いたいと思います。絶対にホームでしっかり勝点3を取りにいくことを全員がイメージしながら、次の1週間を取り組んでいきます。
相手はすごくセカンドボールの回収も速いですし、パワフルなチームなので、まず入りの部分で相手に飲まれないように、自分たちが食ってかかるぐらいの気持ち、またうーさん(齊藤)が試合前に言っていましたが、"一人シュートを8本打つぐらい"の強い気持ちを持って試合に入りました。

前節より特に後半はボールを握れていましたし、そこからコンビネーションでサイドを崩したりいい形が出ていたと思いますが、やっぱりゴールを決め切れなかった、追加点が奪えなかったことが今日の結果につながっていると思います。試合終盤にかけて相手のロングボールも増えてきて、押し込まれる時間帯が長い中でそれを跳ね返す力がなかったこと、そこからまたそれを跳ね返して相手陣地に入って主導権を握り直せなかったことが課題だと思います。最後の失点シーンで言えば、人はいましたけどもう一つ詰めきれなかった、そこが本当に悔しいです。

左サイドである程度ボールを動かして右の自分に展開されてきたときに、FWが少し追いついていなかったり、味方が足りない場面が紅白戦でも出ていましたが、そのぶん自分と(杉澤)海星にはスペースがあるから、展開されてきたときに思い切り相手陣地に入って行くことはすごく監督にも言われていて、それが今回は出せていたと思います。ただそこから海星だけじゃなくてサイドハーフだったり、少し時間を使った中でもっと多くの人が関わって、さらに面白い崩しができればなと思います。

AC長野がセカンドボールに対してリーグトップクラスの強さがあることは、すごい監督に言われていたので自分たちもそこを大事にしていますし、ハードワークという部分に関してはどんどん突き詰めていかなければいけないと思います。切り替えの速さだけではなくて、そこからの予測が特に後半は相手のロングボールに対して足りなかったかなと思います。
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