SOMPO WEリーグ 第7節
2025.9.21 [SUN] 16:00 NACK

大宮

  • 86' 齊藤 夕眞
1 - 1
0 前半 1
1 後半 0

マイ仙台

  • 39' 矢形 海優
試合経過
監督コメント
前節は、ホームゲームだったので絶対にゴールを取りたい中で、狙いたいスペースだったり、取れたシーンもありましたが、最後のところでゴールを奪い切れなかったところは今後突き詰めていかなければいけないところではありますが、新潟Lもすばらしい選手が多い中で、しっかりと粘り強く守備できたところもあります。そういったところはポジティブにとらえつつ、やはりサッカーなので、いかにゴールを奪うのかというところは、しっかりとフォーカスしていければと思います。ただ、前々節の広島戦でセットプレーからかなり失点をしてしまったところを、前節最後のセットプレーもなんとかしのぎ切ったところは、福田中心に練習から全体で声をかけて集中してやっていましたし、そういったものが結果として負けなかったことという部分は、しっかりと前向きにとらえていきたいと思います。次はまたホーム戦になるので、"負けなかった"ではなく、"勝つ"というところをやっていければと思います。

一人ひとりが勇気を持ってしっかりと相手に寄せることであったり、プレスをかけるところ、後は球際のところは少しずつ改善されているところもあると思います。ただ、まだまだルーズボールを完全にマイボールにすることであったり、奪ったボールをしっかりと展開することであったりという部分は、向上しなければいけないと思いますが、それでも今季チームとして前に出て行くとなったときに、高いラインを保てば一発背後をやられてしまうというリスクがある中で、そのようなやられ方はしていないですし、乗松や久保がしっかりとリスクマネジメントしてくれていること、福田中心にDFとGKのあいだのリスクも取れているところもあると思うので、そこは今後さらに強化していければと思います。佐藤はハーフタイムで変わりましたが、杉澤に関しても、彼女自身の対人プレーが伸びてきていますし、ただもっとできる選手なので、そういったところは突き詰めてやっていってくれればと思います。


マイ仙台は、昨季私たちと同様に少し苦しんだところがあったと思いますが、今季はまったく違うチームといってもいいくらいに調子がいいですし、いい守備からというところとかなりモビリティが高いというか、人が動くようなサッカーをしているので、そこに対して自分たちがどのようにボールを奪い切れるのかという部分も一つカギになると思います。ただいつも言うように、そこに対して構えてどうするのかというよりかは、自分たちがつかみに行くところはしっかりと準備していければいいなと思いますし、ホームゲームなので何よりもゴールを生み出すという部分は、フォーカスしていきたいと思います。

選手にはあまりネガティブなことというよりも、積み上がっているものをしっかりと伝えた中で、「もっとここを伸ばせるといいよね」とか、とても難しいバランスですが、縦に速いぶん、少しボールを保持する時間は短いと思いますが、そういったところでもやはり相手陣地では、もう少し揺さぶりをかけてもいいと思うシーンもあります。ただそこは、選手たちも自分たちで少しずつそういったチャレンジをやっているところもあるので、そこをしっかりとチームとして合わせていくというところになるのかなと思います。
選手コメント
メンバー

スターティングメンバー

63'
78'
46*'
72'
63'

控えメンバー

63'
63'
78'
46*'
72'

監督

柳井 里奈

スターティングメンバー

GK 16 横堀 美優
DF 19 安倍 乃花
DF 4 三浦 紗津紀
DF 2 西野 朱音
DF 37 石坂 咲樹
MF 18 江崎 世来
MF 6 井上 陽菜
MF 25 太田 萌咲
81'
FW 13 矢形 海優
FW 31 津田 愛乃音
FW 24 遠藤 ゆめ

控えメンバー

GK 15 清水 栞
DF 28 松永 未衣奈
DF 29 坂井 優紀
81'
DF 32 岩城 恋音美
MF 8 大西 若菜
MF 34 菊地 花奈
FW 11 後藤 三知

監督

須永 純
試合詳細
16 シュート 7
5 GK 12
10 CK 5
11 直接FK 8
0 間接FK 0
0 PK 0
試合データ

主審

小泉 朝香

副審

佐々木 陽美

副審

大堂 清香

第4の審判員

千葉 健司

入場者数

2,434人

天候

曇、中風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

27.8℃/43%
監督コメント
ゲームの入り自体はそんなに悪いものではなかったと思います。前半のところで一つ取れるかどうかというところは、すごく大事になってくると思いますし、CKで失点しましたが、CKになる前のボールロストの仕方も少しもったいなかったかなというところもあります。 ただ、ハーフタイムに「もう少し自分たちはラインブレイクをしっかり狙っていかなければいけないよね」というところから、後半は少し圧力を出してという中で、今日は交代選手もしっかりと仕事をしてくれたと思いますし、金平は途中で交代しましたが、今季初出場でもしっかりとプレーをしてくれましたし、そういったところはチーム力が上がってきていると思います。その圧力で1点追いつきましたし、ポジティブにとらえたいと思うところと、ただなかなかホームで勝てていないところも事実なので、そこは監督としてどう勝点1から勝点3に持ってくるかという部分は考えなければいけないのかなと思いますし、私の責任のところだと思うゲームだったかなと思います。

後半から途中交代で入った選手で言えば、彼女たちの良さというものを存分に出してくれたと思いますし、牧野に関しては、少しスクランブルな状態でハーフタイムに髙橋と変わってというところになりましたが、私たちは選手一人ひとりが全員で勝つんだという意識を持っていて、中の選手はもちろん、ハーフタイムもベンチの選手が「こうだった、ああだった、もっとこうしたほうがいい」「こう私たちは見えるよ」とか、そういったコミュニケーションをしっかりと取りますし、そういったものを共有して、先に交代した選手が「こうなってるからね」と送り出してくれるところも、途中で入る選手はまだ若い選手が多いのですが、かなり背中を押してもらえていると思います。そこは彼女たちの選手としての器の大きさなのかなと思います。

もちろんセットプレーのトレーニングもしますが、相手の出方で準備しているところもあります。そこに対しては、ウチのキッカーはすばらしいので、うまく合わせていければというところもありますし、ただ今日得点を取ったのもセットプレーからなので、そこは少しフリーで入っていけるように準備していたものを選手が表現してくれたところになります。ただCKに関しては、相手GKの横堀選手がかなり身長が高かったので、そういったところは球筋までと言いますか、私たちスタッフ側がしっかりと準備しなければいけなかったのかなと思います。

牧野や阪口とかもそうだと思うのですが、本当に自分の良さを消さずに、だけどRBグループとして私たちはこういうものを目指していますというところを、しっかりと日常から取り組んでくれていると思います。サッカー以外のトレーニングもすごくしていますし、そこには山守というフィジカルコーチが一生懸命やってくれているので、そういった助けがあることはすごくありがたく思います。

選手にも伝えていますが、やっている方向性としては大きく間違っていないと思いますし、「そんなに顔を下げるものじゃない。ただ、私たちはプロとして勝点3を取らなければいけない」というところは選手もわかっていますし、私たちもそこに挑み続けること、だからと言ってサッカーはいろいろな戦い方があると思います。ただ、やはり私たちは私たちのスタイルで、そこに届きたいなと思います。 若干の安定感みたいなところがほしいところもありますが、そういったものを表現していく中で、個人ですごく評価をされる選手がいればありがたいと思いますし、大きく世界に羽ばたいて行ってほしい選手もいますし、ただベテラン勢もまだまだ伸びシロがある選手が多いので、そういったところはRBグループとして恥じないもの、海外にも女子チームがある中で、RB大宮アルディージャWOMENが一番RBらしいと言っていただけるようにそこを目指していきたいなと思います。 それでいて"しっかりと勝点を取る"という、簡単なことではないと思うのですが、選手はその覚悟を持ってやってくれているので、監督としてはその覚悟に応えられるように、しっかりと準備できればと思います。
フォトギャラリー

(写真:高須 力)

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