SOMPO WEリーグ 第1節
2025.8.10 [SUN] 18:00 NACK

大宮

0 - 0
0 前半 0
0 後半 0

EL埼玉

試合経過
監督コメント
昨季は、前半戦苦しんだところから中断期間に新加入選手が入ってくれたりといろいろなことがありましたが、後半戦も何とか耐えたというシーズンだったと思います。やはり選手も辛かったと思いますが、その中でも本当に選手がバラバラにならずに戦ってくれたということに感謝していますし、そのような状況でやはり上のチームになかなか勝てなかったという部分は、課題として今季に持ち越しのところもあります。ただ、後半戦は少しいい形が出てきてシーズンが終えられたことは、今季が始まるにあたってポジティブだったのかなと思います。後ろに重くならずに齊藤や井上が抜け出すシーンはやはり多くなったと思いますし、ゴールに迫る回数が増えたことは、昨季から今季につながっているのかなと思います。昨季の状況があった中でもそのまま選手が残ってくれたところもあるので、そこは本当に選手に感謝したいと思います。

やはり"前に出る"というところは選手ともすごく共有してますし、そのために、たとえばスプリントの方法であったりは一つずつ細かく詰めています。私たちはスプリンターを多く抱えてはいますが、闇雲に前から行ってもしょうがないですし、やはり一番はゴールに向かってスプリントするときにパワーが残ってることだと思うので、チームとして守り方だったりは整理しています。(RB)グループとしてもそうですが、私たちはいかに前に圧力を持ち続けられるかという部分はチャレンジしたいと思っています。守り方は、相手ありきなところもあるのでいろいろだと思いますが、大原則として私たちはやはり前に圧力を持つためにどうするのかというところなのかなと思います。

EL埼玉は中盤にカギとなる選手もいますし、GK含め後ろも固い選手がいるので、タクティカルに戦ってくるチームだと思います。ただ、そういったチームに後手を踏むことなく、やはりアグレッシブに戦うことが勝利に近づく一歩かなと思うので、そういった部分はしっかりと整理しつつ、ただ開幕なのでお互いなかなか状況が難しかったりだとか独特の雰囲気があったりというところはあるとは思います。そういったところをひっくるめて、私たちはホームなので、ホームの力を借りてエネルギッシュに戦うだけかなと思います。ダービーとはいえ、その殺伐とした感じはあまりないですけど、やはり同じ埼玉県のチームとして譲れないモノもありますし、埼玉県のチーム同士としてフェアに激しく戦うというところ、やはり埼玉の女子チームはすばらしいよねというところに持っていけるようにすることも大事なのかなと思います。お互いプロの選手として、開幕戦は1シーズン戦うための大事な1戦だと思うので、そういったゲームにしていきたいと思います。
選手コメント
メンバー

スターティングメンバー

76'
76'
69'
78'
69'

控えメンバー

76'
69'
76'
69'
78'

監督

柳井 里奈

スターティングメンバー

GK 1 浅野 菜摘
DF 13 佐久間 未稀
DF 20 岸 みのり
DF 2 大沼 歩加
DF 16 栃谷 美羽
MF 8 園田 悠奈
86'
MF 5 瀬戸口 梢
MF 23 藤原 加奈
46*'
MF 26 田中 結衣
59'
MF 17 木許 和心
83'
FW 11 髙橋 美夕紀

控えメンバー

GK 21 小野 未織
DF 4 橋沼 真帆
DF 24 金成 瑠那
83'
DF 33 長江 伊吹
86'
MF 19 森中 陽菜
FW 14 植村 祥子
46*'
FW 27 生田 七彩
59'

監督

樋口 靖洋
試合詳細
13 シュート 9
6 GK 9
6 CK 5
9 直接FK 6
0 間接FK 2
1 PK 0
試合データ

主審

山本 真理

副審

國師 えりな

副審

朝倉 みな子

第4の審判員

諸見里 航

入場者数

2,861人

天候

雨、弱風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

27.2℃/87%
監督コメント
今季開幕に向けて、チームの中でやはり前に出るというところをテーマにして取り組んでいて、攻守においてアグレッシブに、エネルギッシュに戦うというところは、本当に選手が表現してくれたと思います。ただそこに対してゴールを決め切るところの精度は、千葉L戦に向けて、もう一つ合わせるところであったり、後半少し相手が構えたところに対して、自分たちも構えてしまい、少し流れが悪くなってしまったところ、あそこはやはり構えられていても、前に出て行ける強さは、私たちが今後つけていかなければいけないと思います。

ウチの福田もそうですし、EL埼玉の浅野選手含め、両GKのクオリティがかなり高くて、あのようなすばらしいコースに飛ぶボールは入ってしまうことが多々あるのですが、やはり両チームのGKのクオリティが高ければ、本当にすばらしいゲームになるんだというところはあらためて感じました。ただ、選手にも先ほど伝えたのですが、これで勝点1で、足をつった選手も多くいましたけど、だからもう少しラクをしたいのではなく、まだ前に出るという、「私たちはそこに挑戦するんだよ」というところは伝えたので、そういった開幕戦でしたが、いろいろあった中では恥じる内容ではなかったのかなと思います。

結果としてはPKが決まらなかったので、少し大島にとっては辛い出来事だったと思いますが、PKを取ったシーンはやはり人のあいだを割ってでも入って行くぞという、簡単に下げるのではなくて、自分で前に行くという選択をしたところは、今季チーム全員で取り組んでいるところが出せたと思います。サイドのところのスペースもしっかりランニングが入っていましたし、そういったところは非常にポジティブなところでもあります。

後半深い位置に入ってロストしたところで、杉澤であったり、前半も仲田や髙橋もそうですけど、下がらずに前で連続して追うというところは、なかなかRBグループ間でもいろいろなチームがあるので一概には言えないですが、"らしさ"が出てたのかなと。私たちは「ブロックを作らずに出て行くんだ」というところは、意思表示としてはできたのかなと思います。 ただ、大前提として奪われ方が少し悪いとかいろいろなこともあるので、今季ピッチに立っている11人、それ以外の選手もいて、全員で勝利を目指すうえで11人がつながるというところ、一人でも少ししんどいなと思った瞬間に、そこからガスが抜けてしまうので、やはりそこの圧力を絶対かけようという話はシーズン当初から言っていたところです。

クラブとしても、すごく伝統のあったクラブから新たに生まれ変わること、または先ほどのプレースタイルで前に出て行くことであったりというところは、"RBらしさ"という言葉でなんとなく皆さんに伝わると思いますが、そのことについても非常にポジティブで、選手も「もうRBになったし」「もう行くしかないよね」というところは、監督としては名前に助けられたところもあります。ただ選手たちは、今までの"大宮アルディージャVENTUS"というものに誇りを持って戦ってきましたし、全く新しくするわけではなく、良さを残しながらというところは、本当に立ち上げからいる選手たちは大事にしてくれているので、その中で今季はそういった戦い方をするという、クラブやグループに恥じない戦い方、男子のサッカーに恥じない戦い方をするという意味では、「前に出るぞ」と覚悟をくくったところはあるかと思います。

ダービーについては、本当にすばらしいことだと思います。 一つの県にそれだけのすばらしいチームがあって、各クラブのカラーがあってというところは、本当にすばらしいと思いますし、そういったダービーが行えること、またそういったダービーが今日みたいにすばらしい雰囲気で行えることという部分は、とてもありがたいことだと思います。私たちからすれば、浦和やEL埼玉の方が伝統があるクラブではあるのですが、そういったところに割って入れるよう日々努力したいと思いますし、あらためてダービーができることに感謝したいと思います。いいライバルであり、いい見本にしながら、今後も私たちは戦っていきたいと思います。
フォトギャラリー

(写真:早草紀子)

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