SOMPO WEリーグ 第12節
2025.11.3 [MON] 14:00 NACK

大宮

  • 29' 乗松 瑠華
  • 45+1' 西尾 葉音
2 - 2
2 前半 2
0 後半 0

広島

  • 4' 柳瀬 楓菜
  • 9' オウンゴール
試合経過
監督コメント
ホームゲームでなかなか勝てていない中で、前節はしっかりと勝点3が取れたということは良かったと思います。また、リーグ戦で少し出場機会が限られた選手が何人か出場しましたが、そういった選手たちのパフォーマンスがすごく良くて、やはり日常から彼女たちが頑張っていること、チーム力の底上げがしっかりとできているということが、ピッチで表現できたこともすごくポジティブに感じるゲームでしたし、そういったものを積み上げながら、また後半戦に向けて良いものになったと思います。

毎回アフタートレーニングで平川コーチなどとフィニッシュワークをやっていたりだとか、GKのクオリティが上がっているので、やはりしっかりと狙わなければ簡単なシュートでは入らないですし、何よりも(ペナルティ)ボックスに入って行く回数が増えているので、日常がしっかりと結果につながっているのかなと思います。

DF陣はもちろん守備面でもいいパフォーマンスを出してくれていますし、前節のEL埼玉戦のセットプレーに関しては、仲田と牧野というすばらしいキッカーがいて、左右のCKからの流れで1点ずつ取れているので、やはりそこは私たちの強みですし、その中でCBの2枚が得点を取ってくれたことは、ゲームの勝率を上げてくれるので、そういった点はすごく良かったと思います。

広島はすばらしいタレントがいるチームなので、私たちとしては全力でぶつかっていくしかないですし、ここ数試合は広島もアグレッシブに守備をしている印象もあるので、そこをしっかりと受け身にならずに自分たちが前に出て行くということを忘れないことも大事だと思います。ただ、ここ何試合か選手たちも我慢すべきところは我慢をしなければいけないというところもあるので、そういったところを粘り強く戦いながら、より相手陣地でプレーするためにどのようにボールを前に持って行くのかというところは、しっかりと準備していきたいと思います。

今週は男女ともにホームで戦うことができるので、しっかりと連日"寝ても大宮"ができるように私たちはパフォーマンスを出すだけだと思いますし、NACK5スタジアム大宮というすばらしいスタジアムで試合ができるので、皆さんの声援を背にしっかりと戦うこと、そして皆さんの声援に向かって力強くゴールを奪いに行くところを皆さんとできればと思います。また多くの方に足を運んでいただいて、帰るときにやはりWOMENも観に来て良かったと思っていただけるようにしっかりと戦いたいと思います。
選手コメント
メンバー

スターティングメンバー

70'
81'
81'
81'

控えメンバー

81'
70'
81'
81'

監督

柳井 里奈

スターティングメンバー

GK 22 藤田 七海
DF 25 塩田 満彩
DF 38 嶋田 華
DF 5 市瀬 千里
DF 15 藤生 菜摘
MF 23 柳瀬 楓菜
MF 18 渡邊 真衣
MF 7 伊藤 めぐみ
46*'
FW 8 小川 愛
86'
FW 28 古賀 花野
77'
FW 20 島袋 奈美恵
46*'

控えメンバー

DF 4 中村 楓
MF 9 上野 真実
46*'
MF 11 中嶋 淑乃
46*'
MF 14 松本 茉奈加
MF 16 早間 美空
86'
MF 29 笠原 綺乃
FW 30 李 誠雅
77'

監督

赤井 秀一
試合詳細
14 シュート 10
11 GK 11
9 CK 8
6 直接FK 8
3 間接FK 2
0 PK 0
試合データ

主審

小泉 朝香

副審

國師 えりな

副審

稲葉 里美

第4の審判員

土居 孝高

入場者数

3,051人

天候

晴、強風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

16.5℃/41%
監督コメント
立ち上がりに二つセットプレーで点を取られてしまって、広島相手にセットプレーを十分警戒していたところだったのですが、そこで二つ取られてしまったことはすごくもったいなかったと思います。ただ、そこからしっかりと二つ取り返したことは、結果の部分においてはポジティブにとらえていかなければいけないのかなと思います。前半は、相手の小川(愛)選手のところがなかなかつかみづらかったところを、ハーフタイムに選手本人たちともどれが一番取りやすいのか、というところもすり合わせながら、交代で入る選手も同じようにやらなければいけないので、そういったところを全体ですり合わせて、後半はそこの部分はしっかりと修正できたところもあると思いますが、タレントである上野(真実)選手や中嶋(淑乃)選手が入ってきたところで少し押されてしまうところもあったのかなと思います。ただ、対応した金平はしっかりと自身の対人の強さを発揮していたと思いますし、今回DFラインのメンバーが少し変わった中で、オープンプレーというか、そういったところから失点しなかったことは、乗松のリーダーシップもすばらしいと思いますし、福田がしっかりとコーチングしていたところも大きかったと思います。次節のAC長野戦は前半戦は負けてしまっているので、そういった部分をつなげていければと思います。

広島の前半の戦い方というのは、おそらくカップ戦でI神戸を相手に戦ったような、左右でバランスを変えた戦い方をされていると思ったので、そういったことがあるときに、今回は浜田がしっかりと絞ってというところはチームでも共有していたのですが、やはりポジションを取るのがうまい選手なので、そういった選手が中外で少し動くところを、誰がどのスペースを守って、どの人を付くのかというところはハーフタイムに修正したところになります。

私たちは本当に一戦一戦何としても勝点3を取るというところ、広島だからとかほかのチームだからというよりも、そこは変わらないことですし、来てくださる方に何としても勝点3を届けたいという思いでやっている中で、勝点1だったところは申し訳なく思います。ただ、これから私たちも上の順位を目指していきたい中で、すごくタレントのいる広島相手にしっかりと勝点を取れたことは、ポジティブにとらえながらやっていければいいのかなと思います。

風上のところはなかなか難しい言い方ですが、西陽のほうがイヤで、後半に西陽を食らいたくなかったので、本人たちとしてはボールも取れたし、コートも逆にチェンジしてもらえて良かったと思っていた、もしかしたらその油断が立ち上がりの失点につながってしまったのかなというところはあります。

やはり私たちはボールを前に運びたいので、どのように運ぶかというところは大事になってくるところです。ただ、今そこはチームで取り組んでいるのが、頭を超えるような長いボールだけではなくて、ライン際を転がしてラインブレイクをかけていく、そこに誰がかけるのかというところだったり、ウイングの選手の立ち位置やタイミングというところは、チームでもトライしているところになるので、今後大宮が縦にくるぞと思っていても、やはり縦を取られてしまうというような展開に持っていければと思います。選手とも"縦に運ぶ"というところ、もちろん長いボールも多くなってくると思いますが、それすらも計算されたカオスというところで、見ている人はわからないけど、なんだか大宮に転がってしまうんだよね、というところに持っていければいいのかなと思います。
フォトギャラリー

(写真:高須 力)

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