明治安田J2リーグ 第35節
2025.11.2 [SUN] 14:00 NACK

大宮

  • 36' 村上 陽介
  • 41' 津久井 匠海
  • 60' イヨハ 理 ヘンリー
  • 86' 小島 幹敏
  • 90+4' ファビアン ゴンザレス
5 - 0
2 前半 0
3 後半 0

秋田

試合経過
カギは相手の土俵に乗らないこと。 秋田を退け、加速の「3」をつかめ
宮沢悠生監督の就任以降、3勝1分。ここまで黒星は一つも喫していない。前節の山形戦は、後半アディショナルタイムに津久井匠海が得点を奪い、アウェイから勝点1を持ち帰った。今節は、その勢いを失うことなくホームで秋田に挑む。

14位の秋田は、6年目の指揮を執る吉田謙監督の下、独自のスタイルを貫いている。不動の[4-4-2]システムで体を張って守り、ロングボールを主体にシンプルにゴールに迫ってくる。直近4試合は得点がなく決定力が課題ながら、セットプレーの精度は秀逸で、全得点の半数近くをCKなどから奪っている。とりわけ佐藤大樹の左足には注意が必要で、両サイドから鋭いボールをピンポイントで味方に合わせる。大宮の選手たちは、FKやCKを許さないプレー選択も必要だろう。

秋田はパス成功率、平均ボール支配率などがリーグ最下位の一方、空中戦勝利数が1位、こぼれ球奪取数は2位につける。つなぐことに執着せず、ベクトルを前へ向けながら球際は決して譲らない。そんな「一筋縄ではいかない相手」(下口稚葉)を前に、大宮の選手たちはどう立ち向かっていくのか。

前節の前半は攻守ともに精彩を欠いたが、宮沢監督はハーフタイムに「もう一回、自分たちのサッカーをやろう」とチームを立て直し、貴重な勝点1を獲得した。特異なスタイルの秋田と同じ土俵に乗らず、いなしながら勝利をつかめるか。

山形戦は同点ゴールを決めた津久井だけでなく、途中出場の杉本健勇、和田拓也、谷内田哲平、藤井一志という全員が役目を全うし、土壇場で勝点をつかんだ。ホームの絶大な声援も力になるだろう今節。2試合ぶりとなる勝利で、結末の分からない大混戦のリーグ戦で上位に食らいつきたい。

(文:粕川 哲男)

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監督コメント
前節は山形までたくさんの方が応援に来てくださいましたが、週末をそうやって使ってくださるサポーターの方があれだけいるというのは、本当に頭が下がります。人数が少なくても、人数が増えても、何人でも、自分たちはサポーターのために絶対に最後まで諦めないということは本当に思っていますし、その形として最後に2点取れたことはポジティブだと思っています。サポーターに笑顔を届けられるようにというのは、いつも考えながら、意識しながら、チームと一緒に前に進んでいきたいと思っています。

就任して4試合で、自分のできていることとできていないことが明確になって、課題も見えています。そこは経験不足なのですが、ないものをねだるというよりは、あるものを突き詰めていきたいと思っていますし、これまでも自分にないものはどんどん学んでやってきました。そこは成長できる伸びしろだと思っているので、しっかりフィードバックしながら自信を持って、開き直ってやっていきたいと思います。自分がやってきたこと、学んできたことをしっかり選手に伝えることができれば、選手たちがそれを表現できれば、すごくいいチームになると思いますし、すごくいいサッカーができるのではないかと思っています。

ここからは研究されてくるので、自分たちがやるべきことをもっと徹底しなければいけないというのは、課題として感じています。そこに対して、選手たちが勇気を持ってチャレンジできるように、自分がそういうトレーニングであったり環境を作ってあげたいと思っています。まだ60点、70点くらいだと思うのですが、まだまだ伸びしろがあるチームですし、本当にいい選手が揃っています。これからレギュラー争いもし烈になってきて、悔しい思いをする選手たちをベンチに置かなければいけないこともありますが、そこは覚悟を決めて、僕も選手たちと一緒にやっていきたいと思っています。

次節に向けては、前節できたことと課題に向けてチャレンジすること、どうしても新しいことにチャレンジしている中でうまくいかないことも出てくると思うので、そこをみんなで乗り越えていこうという形で、すごくポジティブにトレーニングができています。

次はホームゲームで、いつもそうですが本当にサポーターの方がたくさん来てくださっていて、この試合もほぼ満員になると聞いています。相手がやってくるサッカーに対して、しっかりと自分たちのサッカーをぶつけて、チャレンジャー精神でやっていきたいと思っています。
選手コメント
山形戦はあのような苦しいシチュエーションの中でも同点にして、勝点を拾うことができました。アウェイでも勝点を取るということは欠かせないことですし、そこはチームとしてもしっかりできているのかなと思います。次の試合はホームですし、すべての選手がいいトレーニングをして、いい準備をしています。自分たちの使命、役割というのは勝点3を取ることで、そこに向けていい準備ができていると思います。

ここまで自分がキャプテンマークを巻く試合もありましたが、それによって特別意識することはなくて、自分の練習に対する態度、気持ちは変わりません。ただ、やるべきことを果たしてチームのために、ということをつねに考えていました。

自分自身のコンディションは、ケガから復帰して以降、状態としては結構いいですし、今もフィーリングはかなりいいです。

秋田が特徴のあるチームだということは、みんなが知っていると思うのですが、その中でも自分たちがやるべきことをやって勝利することができればと思います。そのためは、間違いなくサポーターの皆さんの力が不可欠です。ホームではいつも本当に大きな声援がありますし、自分たちが試合を優位に進めるためにやるべきことを徹底してできれば、勝点3は見えてくると思います。
前節はあれだけのサポーターの方に山形まで来てもらったなかで引分けてしまって、追いつけたことは良かったと思いますが、勝利を届けられなかったことは非常に申し訳なく思っています。次節は秋田がどうこうというよりもまずは勝利を届けること、それに加えて、秋田はほかのチームとは異なるサッカーをしてくる中で、僕自身は前回対戦で自分の色を出せたと思うので、まずはしっかり守備をしながら前回のように点を取ってチームを勝たせる活躍ができればと思います。

チームの雰囲気は、自分自身はあまり意識していなくて、難しいですが、勝てばいい雰囲気だと言われると思いますし、負ければ緩いと言われると思いますし、なので自分自身があまり緩い雰囲気にがならないように意識しています。人任せにするわけではないですが、トミくん(富山貴光)とか、(濱田)水輝くん、(杉本)健勇くんとか、(和田)拓也くんとか、年齢が上の選手がうまくバランスを取ってくれているので、僕自身は本当にがむしゃらにやっています。

残り4試合、チームとしては昇格の一点だけだと思いますし、そこに向けて、宮さん(宮沢監督)が掲げている「狩るサッカー」をとにかくやってサポーターに勝利を届けたいです。個人としては、終盤になってやっとチャンスをつかんで試合に出られるようになっているので、そこを逃さないようにしたいですし、目に見える数字として無失点であったり得点を取るところで、個人としての価値をあと4試合で必ず高めていきたいと思っています。
メンバー

スターティングメンバー

56'
46*'
69'
81'

控えメンバー

56'
69'
69'

監督

宮沢 悠生

スターティングメンバー

GK 1 山田 元気
DF 32 長谷川 巧
DF 2 岡﨑 亮平
DF 5 長井 一真
DF 16 村松 航太
MF 7 水谷 拓磨
78'
MF 25 藤山 智史
MF 31 石田 凌太郎
21'
MF 20 吉岡 雅和
56'
FW 29 佐藤 大樹
78'
FW 11 梶谷 政仁
78'

控えメンバー

GK 17 ルカ ラドティッチ
DF 30 飯泉 涼矢
21'
MF 66 土井 紅貴
78'
MF 9 中村 亮太
MF 14 大石 竜平
56'
FW 34 鈴木 翔大
FW 8 畑 潤基
78'
FW 40 佐川 洸介
78'

監督

吉田 謙
試合詳細
20 シュート 4
5 GK 13
7 CK 4
13 直接FK 14
0 間接FK 2
0 PK 0
試合データ

主審

窪田 陽輔

副審

塚田 智宏

副審

若宮 健治

第4の審判員

野堀 桂佑

入場者数

11,746人

天候

曇のち晴、弱風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

20.2℃/53%

HIGHLIGHT

今季最多の5得点で秋田に完勝し、残り3試合へ
山形相手に土壇場で勝点1を獲得した大宮は、明治安田J2第35節で秋田をホームに迎えた。

就任から3勝1分と無敗の宮沢監督だが、いわゆる「ブースト」は終わったとみており、「ここからは、勝つ確率を高めるために細部にこだわっていかないといけない」と気持ちを引き締めている。交代選手が結果を出している状況を前向きに捉えながら、スローイン時の守備に関して「チームのなかで話し合って、改善していきたいと思っています」と語るなど、攻守を細かく突き詰める必要性も口にしている。

リーグ戦は残り4試合。希望の火を消すことなく、最後まで走り抜けたい。山形戦からのメンバー変更は1人。ダイヤモンド型の中盤の左に、泉に代わって津久井が入った以外は、前節と同じ10人がキックオフのピッチに立った。

試合は、立ち上がりから球際での激しさが目立つ展開となる。茂木やオリオラ・サンデーが相手選手と身体をぶつけ合う。互いにルーズボールを拾い合って、攻守が目まぐるしく入れ替わった。最初の好機は、どちらも主導権を握れずに迎えた11分。小島の低くて速いシュートがGKの正面を突いた。

15分を過ぎても試合は落ちつかず、中盤での肉弾戦が続く。17分、左サイドで複数人が絡み、最後は下口がシュートまで持ち込んだが、枠をとらえることはできなかった。その1分後、試合が動く。ピッチの中央でカプリーニのスルーパスを受けて抜け出したサンデーが、相手に倒される。決定機阻止の判断からレッドカードが提示されて、残り時間を数的優位で戦うことになった。

そこで得た茂木のFKは壁に阻まれたものの、大宮はボールを持つ時間が長くなり、パスが回り始める。29分、アルトゥール・シルバとのワンツーで右サイドを突破した茂木のクロスに、ファーサイドの豊川がヘディングシュートで応えたが、相手に寄せられてのフィニッシュは先制点とはならなかった。

それでも36分、会場がどよめく強烈な一撃が飛び出した。左からドリブルを仕掛けた豊川のクロスは弾かれるが、こぼれ球が村上の下へ。ペナルティアークの手前で右足を振ると、一直線に飛んだボールがゴールネットに突き刺さった。本人も「力を入れ過ぎるとふかすので、少し力を抜いて打って、ゴールに到達するまでの時間で入ったなと思いました」と振り返った先制点だ。

追加点は5分後。ゴールエリア内で茂木のクロスを受けた津久井が運び、カプリーニがシュート。そのこぼれ球を拾い直した津久井が、右足で豪快に押し込んだ。試合は、2点をリードしてハーフタイムへ。

大宮は後半もボールを握り、試合を優位に進める。怪我から復帰して7試合ぶりの出場となったイヨハ理ヘンリーも、左サイドを駆け上がってクロスを送るなど、勢いをキープする。55分にはカプリーニがFKから追加点を狙い、59分にはシルバがゴールに迫り、そこで得たCKをイヨハが頭で決めてリードを3点に広げた。

残り時間は30分。大宮は攻撃の手を緩めない。カプリーニが仕掛け、豊川がスルーパスを狙い、小島がセカンドボールを拾って分厚い攻撃を展開する。サンデーの左足シュートは決まらなかったが、選手が前線に湧き出るように顔を出し、立て続けに秋田のゴールを脅かす。

交代出場の選手も躍動。関口が自慢のスピードで右サイドを駆け、杉本、谷内田も与えられたタスクをこなしつつ75分過ぎに立て続けにシュートを放つなど、ゴールに向かう姿勢を崩さない。カウンターの場面では次々と選手が飛び出していき、攻守の切り替えも早い。3点リードしているチームとは思えない積極的な姿勢が、サポーターの声援に乗せて途切れることなく続いた。

86分、鋭い寄せでボールを渡さなかった小島が杉本からリターンパスを受け、ゴール右隅を射抜く左足シュートで4-0とすると、アディショナルタイムに谷内田からのラストパスをファビアン・ゴンザレスが押し込み、圧巻のゴールショーを締めくくった。

今季最多の5得点を奪って快勝した試合後、宮沢監督は試合終了まで貫かれた積極性について「自分のなかでは引くというオプションはなかったので、それを選手たちが実行して結果に繋がったので、非常に嬉しく思っています」と語った。

怪我人が戻り、交代出場の選手を含めた全員で完勝を収めた。最高の雰囲気で試合を終えた大宮は次節、アウェイで首位の水戸に挑む。

(総評:粕川 哲男)

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監督コメント
立ち上がりを自分たちのペースで、自分たちの姿勢を貫こうという話を選手たちと共有して、それを実行してくれて点を取ることができました。そして、相手のペースにならないように、90分間プラスアディショナルタイム、選手たちが全力を尽くしてくれた結果だと思っています。

最後まで攻め続ける姿勢については、サポーターの方やこの試合を観た方たちが感じたことがすべてだと思います。自分の中ではあそこから引くというオプションはなかったので、それを選手たちが実行してくれてうまく形につながって、非常にうれしく思っています。

今日は5人の選手が得点を取りましたが、日替わりのヒーローが出てくるチームというのは、最後に流れを持っていけるチームの典型的なパターンだと思っています。今日は悔しい思いをした選手もいますし、今日の午前中に練習をしましたがメンバー外の選手たちも全員が諦めていませんでした。チーム内の雰囲気はすごくプロフェッショナルな姿勢でやってくれていて、こうやって日替わりのヒーローが出てくるというのはすごくポジティブなことだと思います。

チームの一体感という部分では、前監督の人柄で集まってきたすばらしいプロフェッショナルな選手たちが私を受け入れてくれて、みんなが本当に練習にしっかり取り組む、言われたことをやろうとしてくれる、その中でリズムがうまくかみ合ったと思っています。もちろんかみ合わない試合も出てくると思うので、そういったときに前節のような難しい試合で勝点を1拾うこともとても大事で、残り試合は少ないですが選手たちも思い切って次の試合に挑めると思いますし、その次、さらに次の試合も含めて日替わりのヒーローが出てくれば、より自分たちのサッカーが表現できるのではないかと思っています。
選手コメント
ゴールシーンは、数的有利で押し込む展開が続いていく中で、自分もゴール前に入っていこうという意識がずっとありましたし、足を止めなかったからこそカプ(カプリーニ)が打ったこぼれ球が自分のところに来たと思います。コースが見えていましたし、練習でもずっとやってきていたので、最後は冷静に何も考えずに流し込むことができました。

攻撃面は、ワカくん(下口稚葉)とは練習でもずっと話し合っていますし、僕の特徴を出してくれる動きをしてくれたり、僕も逆に相手を引き付けてワカくんに出す動きもできていましたし、トヨくん(豊川雄太)も気を利かせてくれて、いろいろな位置取りや言葉をかけてくれているので、良い関係性でやれたかなと思います。

守備面では、自分が締めないと中央が空いてしまうので基本は中央を締めながら、というところは練習でも意識しながらやっていました。自分は走るほうなので、何度も何度も前にかけたり、後ろに下がったり、というプレーをずっと心がけていましたし、そこは苦ではないですし、チームのために走ることをずっと考えてました。

スタメンで出る以上はゲームを作ることが必要になってきますし、途中出場のときよりも責任はのしかかってくると思います。監督の思いに応えないと漢じゃないので、ゴールという結果を残せたことは本当にうれしかったですし、ホッとしました。いつも準備はしていましたし、多くのサポーターの方が応援してくれたおかげで緊張せずに楽しくサッカーができたと思います。多くの方々の応援が本当に自分たちを後押ししてくれました。

次は水戸との対戦ですが、今は水戸のほうが順位が上ですけど自分たちはまだ食える位置にいるので、監督が言っていたように勝点3を狩りに行く姿勢で、首位相手でも関係なく、決勝戦のつもりで相手を倒しにいきたいです。J1に上がるためには、本当に僕たちは勝つしかないので、チャレンジャーの立場として試合に臨みたいです。
個人的には左SBでの出場はひさしぶりでしたけど、公式戦でプレーした経験もあるのでそこは生かせるなと思っていました。ポジションにこだわらずに流動的にやることも多かったですし、その中でもSBのプレーも多かったので、良いイメージを持ってプレーすることができました。

チームの流れを崩さないことと、よりパワーを持って45分戦ってゲームを締めるということを意識してピッチに入りました。これまでの試合で、勝っていてもヒヤヒヤするゲーム展開だったり、試合を決め切れなかったりということがたくさんあったので、自分が試合を決定づけるようなシーンを作りたいという思いもありましたし、攻撃参加も積極的にしていました。

ゴールシーンは、カプ(カプリーニ)からのCKだったのですが、大宮での初出場だった6月の大分戦で決め切れなかったという心残りもあったので、そこはなんとか返したいという思いでずっとやっていましたし、あと残り数試合あるので、そこでもどん欲にゴールを狙っていきたいなと思います。良いボールが来たので、とにかく叩けばなんとかなるかなと思いましたし、ずっと練習していました。試合の流れとしても、試合を決定づけられた3点目だったので、区切りをつけられるゴールで良かったなと思います。

試合に出ている選手も出ていない選手もそれぞれの責任や立ち振る舞いが大事になってくると思ってやってきましたし、それが今日は結果として出たことはとても良かったです。ただ試合は続きますし、今日も試合前に水輝くん(濱田水輝)がすごく気持ちのこもったスピーチをしてくれたおかげで全員が再確認できたので、よりいっそう良い循環が生まれた今日の試合だったなと思います。

毎試合積み重ねて、毎日積み重ねて、ようやくこの順位にいると思いますし、次の試合も勝点3を取るだけなので、また一週間良い準備をして、水戸戦に向かっていきたいなと思います。
人数が一人多いというアドバンテージがあった中で、スキのない良いゲームができたのではないかなと思います。5点取れたことも無失点で終えられたことも良かったですし、それ以外にも今日は守備でもかなり狩るサッカーというのを体現できていたのではないかなと思います。

ゴールシーンは、前が空いたので思い切り振り抜いたら、自分でもびっくりするくらい良いシュートになりました。枠に飛ばすことと抑えることを意識して、力を入れ過ぎるとふかしてしまうと思ったので少し力を抜いて足を振りました。

結果的に秋田相手に2戦連続ゴールという形になりましたけど、昨日周りからも「明日取れるんじゃないか」と言ってもらっていたので、良いイメージは多少ありました。本当にずっとNACKでゴールを取りたいと思っていたので、決められてうれしいですし、盛り上がった雰囲気が最高でした。

一人多くなってから、シンプルにサイドに振っていって相手のズレを生んだほうが効果的だと後ろから見ていて思っていましたが、やはりどうしても攻め急いでしまうようなところもあったので、そこは後ろから声をかけ続けていました。

クリーンシートで終われたことも得点と同じぐらいうれしかったですし、前節の山形戦は2失点しているので、そこはかなり意識して練習に取り組んできました。試合中に(市原)吏音とも一人多くて圧勝しているからこそ、スキなく1失点もしないようにしようという話をしていたので、うまくいって良かったです。

J1昇格という大きい目標はありますけど、本当に目の前の1試合1試合を必死に戦っていくだけだと思いますし、今日と同じように良いゲームができればいいと思うので、まずは次の水戸戦に向けて最大限の準備をしていきたいと思います。
フォトギャラリー

(写真:早草 紀子)

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