
明治安田J2リーグ 第27節
2025.8.23 [SAT] 19:00
NACK
大宮

- 85' 杉本 健勇
1
-
0
0
前半
0
1
後半
0
熊本

試合経過
前回対戦同様、“裏返して”得点を。 さあ、NACKに歓喜を取り戻せ

対戦相手の熊本は現在17位。大宮は当然、前節・愛媛戦に続いての連勝を狙うが、置かれた状況や立場に関係なく眼前の勝利を求める姿勢は変わらない。杉本健勇の「勝点や順位表は気にしてない。目の前の試合に勝つだけ。昨季からずっとそうやって戦ってきたから、そこは変わらない」といった言葉は、大宮の全員に共通する思いだろう。
熊本は就任6年目の大木武監督の下、揺るぎないスタイルを確立している。選手が絶妙な距離を保って多くの三角形を作る[3-3-1-3]の布陣をベースに、しっかりとパスをつないでくる。1試合平均パス数は、今季リーグナンバー1だ。
7月の月間ベストゴールにも輝いた、第23節・秋田戦での古長谷千博の1点目のような崩し方が熊本の真骨頂。複数人がボールに絡み、ワンタッチでテンポよくパスをつないでゴールを陥れる。大宮としては、人数をかけて前へ仕掛けてくる熊本の攻撃をしのぎ、反撃に転じたいところ。後半だけで今季チーム最多の4得点を奪い、4-0で快勝した前回対戦では、一気に縦を突くスルーパスから藤井一志が2点を決めている。相手を引き込んでから裏返すシンプルな縦パスも、チャンスに結びつく選択肢の一つになるだろう。
前節・藤枝戦は前半限りで交代しているが、古長谷はここ4試合で4得点を決めている。そのほかにも警戒すべき選手は多く、トップ下で攻撃陣を操る藤井皓也、昨季J3の福島でベストイレブンに選出された塩浜遼、前節でも得点を決めた17歳の神代慶人などを自由にすると、熊本に流れが傾く。
大宮はホームでは直近5試合、勝てていない。サポーターの熱い声援も力に、ホームNACKでひさびさの歓喜を味わいたい。
(文:粕川哲男)
熊本は就任6年目の大木武監督の下、揺るぎないスタイルを確立している。選手が絶妙な距離を保って多くの三角形を作る[3-3-1-3]の布陣をベースに、しっかりとパスをつないでくる。1試合平均パス数は、今季リーグナンバー1だ。
7月の月間ベストゴールにも輝いた、第23節・秋田戦での古長谷千博の1点目のような崩し方が熊本の真骨頂。複数人がボールに絡み、ワンタッチでテンポよくパスをつないでゴールを陥れる。大宮としては、人数をかけて前へ仕掛けてくる熊本の攻撃をしのぎ、反撃に転じたいところ。後半だけで今季チーム最多の4得点を奪い、4-0で快勝した前回対戦では、一気に縦を突くスルーパスから藤井一志が2点を決めている。相手を引き込んでから裏返すシンプルな縦パスも、チャンスに結びつく選択肢の一つになるだろう。
前節・藤枝戦は前半限りで交代しているが、古長谷はここ4試合で4得点を決めている。そのほかにも警戒すべき選手は多く、トップ下で攻撃陣を操る藤井皓也、昨季J3の福島でベストイレブンに選出された塩浜遼、前節でも得点を決めた17歳の神代慶人などを自由にすると、熊本に流れが傾く。
大宮はホームでは直近5試合、勝てていない。サポーターの熱い声援も力に、ホームNACKでひさびさの歓喜を味わいたい。
(文:粕川哲男)
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選手コメント
前節は勝利できたことがすごくよかったと思いますし、混戦なので次も勝ち続けるということが大事だと思います。特に修正する部分というのはないですが、継続していきたいのはインテンシティを落とさないことかなと思います。
チームとしてホッとしたところで何も起きないですし、一回勝っただけで何も成し遂げていないですし、勝ち続けることでやはり最後に上にいるということが大事なので、今は積み重ねる段階だと思います。しっかり1試合1試合、目の前の試合に対して戦っていくということは監督もいつも言っているので、全員が同じ意識を持っていると思います。
今はサンデーと組む時間が長いですが、できるだけサンデーの良さを出せるようにしています。やはり裏へのランニングを特長としているので、そこをうまく出させてあげたいと思っています。どの選手と組んでも、やはり僕のところで前を向いて前進することで、そこにもっとパスを要求することと、そこからゴールまで入っていくところはまだまだできるかなと思うので、ボールを受けて前を向いて前進させるということが今は必要かなという思っていますし、そこはやっていきたい部分です。
熊本は、パスをつなぐのがうまい印象があります。まずは守備から入って、強度のところでしっかりやらないことと、ズルズル良くない入り方をしてしまうと流れを持っていかれてしまうので、そこは最初から出たらガンガンいきたいと思います。
チームとしてホッとしたところで何も起きないですし、一回勝っただけで何も成し遂げていないですし、勝ち続けることでやはり最後に上にいるということが大事なので、今は積み重ねる段階だと思います。しっかり1試合1試合、目の前の試合に対して戦っていくということは監督もいつも言っているので、全員が同じ意識を持っていると思います。
今はサンデーと組む時間が長いですが、できるだけサンデーの良さを出せるようにしています。やはり裏へのランニングを特長としているので、そこをうまく出させてあげたいと思っています。どの選手と組んでも、やはり僕のところで前を向いて前進することで、そこにもっとパスを要求することと、そこからゴールまで入っていくところはまだまだできるかなと思うので、ボールを受けて前を向いて前進させるということが今は必要かなという思っていますし、そこはやっていきたい部分です。
熊本は、パスをつなぐのがうまい印象があります。まずは守備から入って、強度のところでしっかりやらないことと、ズルズル良くない入り方をしてしまうと流れを持っていかれてしまうので、そこは最初から出たらガンガンいきたいと思います。
前節は、前半をなんとか凌いだことで(泉)柊椰がいいゴールを決めてくれたので、前半の過ごし方がいいゲームにつながったかなと思います。もっとピンチを未然に防いだり、味方とコミュニケーションをとってうまく守ったりというのはできるところがあると思うので、これから勝点を取りたい試合が続いてくると思いますし、そういうときに愛媛戦よりいいものを見せたいなと思います。
加入して最初の大分戦で決定機がたくさんあって外してしまったのですが、その借りを残り試合をとおしてしっかり返していきたいと思っているので、しっかり得点に絡んで、自分が得点して勝点を取れるようにしたいと思います。
熊本は、全員がタフでサボらずに戦ってくるチームですが、その面では自分たちのほうが上回ることができると思うので、相手の良さを自分たちの良さで消したいという思いと、熊本には自分も所属させてもらっていたので、しっかりと成長した姿を見せて自分の活躍で恩返したいと思います。大木監督から学んだことはたくさんありますが、サッカー以外にも大切なことを教わりましたし、サッカーではプレーし続けるというところ、ボールあるなしに関係なくチームにかかわり続けるというところは熊本で大きく学んだことで、それは大宮でも(長澤)徹さんに求められることですし、つながっていると思います。
千葉戦は敗れましたが、試合後のリアクションとしてサポーターの方が応援してくださって、温かく迎えてくれました。それは千葉戦以前のリアクションとは違った変化で、今もパワーを感じています。自分はシーズン途中から加入して、まだホームで結果を届けることができていないのですが、自分や津久井は劇的な変化を与えなければいけないので、そういった意味ではホームで勝点3を取って貢献したいという気持ちはすごくあります。ここで連勝していくことが、上位に食らいついていくために大事になると思うので、NACKでしっかり勝ってみんなと喜びをわかち合いたいなと思います。
加入して最初の大分戦で決定機がたくさんあって外してしまったのですが、その借りを残り試合をとおしてしっかり返していきたいと思っているので、しっかり得点に絡んで、自分が得点して勝点を取れるようにしたいと思います。
熊本は、全員がタフでサボらずに戦ってくるチームですが、その面では自分たちのほうが上回ることができると思うので、相手の良さを自分たちの良さで消したいという思いと、熊本には自分も所属させてもらっていたので、しっかりと成長した姿を見せて自分の活躍で恩返したいと思います。大木監督から学んだことはたくさんありますが、サッカー以外にも大切なことを教わりましたし、サッカーではプレーし続けるというところ、ボールあるなしに関係なくチームにかかわり続けるというところは熊本で大きく学んだことで、それは大宮でも(長澤)徹さんに求められることですし、つながっていると思います。
千葉戦は敗れましたが、試合後のリアクションとしてサポーターの方が応援してくださって、温かく迎えてくれました。それは千葉戦以前のリアクションとは違った変化で、今もパワーを感じています。自分はシーズン途中から加入して、まだホームで結果を届けることができていないのですが、自分や津久井は劇的な変化を与えなければいけないので、そういった意味ではホームで勝点3を取って貢献したいという気持ちはすごくあります。ここで連勝していくことが、上位に食らいついていくために大事になると思うので、NACKでしっかり勝ってみんなと喜びをわかち合いたいなと思います。
メンバー
スターティングメンバー
GK 1 笠原 昂史
DF 22 茂木 力也
DF 4 市原 吏音
DF 13 イヨハ 理 ヘンリー
DF 20 下口 稚葉
MF 30 アルトゥール シルバ


MF 41 谷内田 哲平
MF 18 津久井 匠海

MF 10 豊川 雄太

MF 14 泉 柊椰

FW 90 オリオラ サンデー

控えメンバー
GK 21 加藤 有輝
DF 16 安光 将作
DF 34 村上 陽介
DF 44 福井 啓太
MF 33 和田 拓也

FW 9 ファビアン ゴンザレス

FW 23 杉本 健勇


FW 29 カプリーニ

FW 42 藤井 一志

監督
長澤 徹
スターティングメンバー
GK 1 佐藤 史騎
DF 2 黒木 晃平
DF 4 袴田 裕太郎
DF 24 李 泰河

MF 13 飯星 明良

MF 8 上村 周平
MF 17 藤井 皓也

MF 6 岩下 航
FW 14 塩浜 遼
FW 28 神代 慶人

FW 10 古長谷 千博

控えメンバー
GK 23 佐藤 優也
DF 5 阿部 海斗
MF 7 竹本 雄飛

MF 9 大本 祐槻

MF 15 三島 頌平
MF 21 豊田 歩
MF 25 小林 慶太
FW 18 半代 将都

FW 20 大﨑 舜

監督
大木 武
試合詳細
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|
---|---|---|
16 | シュート | 8 |
7 | GK | 14 |
8 | CK | 3 |
13 | 直接FK | 8 |
0 | 間接FK | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
主審
野堀 桂佑
副審
宮原 一也
副審
畠山 大介
第4の審判員
熊谷 幸剛
入場者数
10,946人
天候
晴、弱風
ピッチ状態
全面良芝
気温/湿度
32.1℃/72%
HIGHLIGHT
第15節以来のホームで勝利、終盤に杉本が鮮やかな決勝点

明治安田J2第27節は、熊本を相手に迎えて連勝を目指すホームゲーム。今季全試合で先発していた小島が累積警告で出場停止。代わって、前節で負傷離脱から戦線復帰したアルトゥール・シルバが3月の第6節以来、5カ月ぶりの先発出場を果たした。
蒸し暑さを感じる中でキックオフを迎えた試合は、積極的な攻撃でスタートした。開始早々、津久井が右サイドの高い位置でボールを収めると、オリオラ・サンデーがゴール前を横断する低いパスを送り、左にいた泉がワンタッチシュート。クロスバーに嫌われたが、いきなり決定機を作り出した。
11分には、シルバがドリブルで持ち上がり、泉の大きなクロスを豊川が狙って、右CKを獲得。谷内田のクロスを豊川がヘディングシュートする好機が生まれた。14分にはオリオラのポストプレーを起点に、下口が左から中央へ切り込んでミドルシュート。背後を狙うサンデー、ワイドに広がる津久井、泉へのロングパスを使うことで相手守備網を広げたことが効果的だった。中央のバイタルエリアにスペースが生まれ、攻略できる場面が何度もあった。33分には市原のスルーパスに右からDF茂木が走り込んでシュートを狙った。
敵陣に押し込む時間が長く、相手の反撃を単調なものに制限できたため、守備は時間を経る毎に安定した。36分、左の泉から斜めに差し込んだパスに豊川が飛び込んで好機を迎えるなど、相手ゴールに迫る攻撃は精度を増していった。それでも得点は奪えず、スコアレスで試合を折り返した。
後半は、少し流れが変わった。50分、インターセプトのこぼれ球からシュートを打たれて、ヒヤリとさせられた。52分にもプレスを上回るスピードでパスを回され、ミドルシュートを浴びた。テンポを変えてきた相手に試合のペースを奪われる時間帯となった。谷内田は「前半に点が入っていれば、もう少し楽な展開にできたと思う。決め切れなかったのでヤバイなと思いながらやっていたけど、後ろが(失点を)ゼロで抑えたのが良かった」と振り返った。
60分、長澤監督は、藤井とカプリーニを投入。プレスのスイッチを入れ直した。65分にはファビアン・ゴンザレスを投入。78分にカプリーニが密集地帯でゴンザレスにパスを通し、ボールをもらい直してシュートを放つなど、攻撃の姿勢を崩さなかった。そのぶん、カウンターのリスクも負ったが、イヨハは「センターフォワードは、僕と(市原)吏音で見て、こぼれ球をヤチ(谷内田)やアル(シルバ)が見てくれた。(相手の)カウンターにはなっていたけど、人数はいた。日ごろの積み重ねが出たと思う」と中盤との連係に手ごたえを感じていた。
そして80分、杉本、和田の投入がベンチからの最後の一手となったが、これが効いた。85分、敵陣に押し込んで攻撃を仕掛け直す中、カプリーニ、杉本、藤井のコンビネーションでバイタルエリアに侵入すると、藤井からパスを受けた杉本が、ペナルティアーク内から左足のコントロールショットをゴール左上に決め、待望の先制点を獲得。1万人超の観衆が沸いた。終盤は敵陣のコーナー付近でボールをキープ。1-0で勝利し、第15節仙台戦以来となるホームでの勝利を喜んだ。
暑さの中、球際や切り替えの早さ、全員守備からの攻撃など、大事にし続けていることが報われたことは、自信や確信を取り戻す、あるいは強くするのに大きな要素だ。下口は「後ろがゼロで持っていけば、途中から出てくる選手でパワーアップできる。自分は、そこにかけていた」と仲間への信頼を示した。谷内田は「アグレッシブにやること。夏できついけど、やれている。今は(暑くて)苦しいけど、涼しくなったら、もっと動けて爆発できると思う」と終盤戦へ勢いを生むイメージを描いていた。
次節は、札幌とのアウェイゲーム。J1自動昇格圏の2位浮上を目指し、3連勝を狙う。
(総評:平野貴也)
蒸し暑さを感じる中でキックオフを迎えた試合は、積極的な攻撃でスタートした。開始早々、津久井が右サイドの高い位置でボールを収めると、オリオラ・サンデーがゴール前を横断する低いパスを送り、左にいた泉がワンタッチシュート。クロスバーに嫌われたが、いきなり決定機を作り出した。
11分には、シルバがドリブルで持ち上がり、泉の大きなクロスを豊川が狙って、右CKを獲得。谷内田のクロスを豊川がヘディングシュートする好機が生まれた。14分にはオリオラのポストプレーを起点に、下口が左から中央へ切り込んでミドルシュート。背後を狙うサンデー、ワイドに広がる津久井、泉へのロングパスを使うことで相手守備網を広げたことが効果的だった。中央のバイタルエリアにスペースが生まれ、攻略できる場面が何度もあった。33分には市原のスルーパスに右からDF茂木が走り込んでシュートを狙った。
敵陣に押し込む時間が長く、相手の反撃を単調なものに制限できたため、守備は時間を経る毎に安定した。36分、左の泉から斜めに差し込んだパスに豊川が飛び込んで好機を迎えるなど、相手ゴールに迫る攻撃は精度を増していった。それでも得点は奪えず、スコアレスで試合を折り返した。
後半は、少し流れが変わった。50分、インターセプトのこぼれ球からシュートを打たれて、ヒヤリとさせられた。52分にもプレスを上回るスピードでパスを回され、ミドルシュートを浴びた。テンポを変えてきた相手に試合のペースを奪われる時間帯となった。谷内田は「前半に点が入っていれば、もう少し楽な展開にできたと思う。決め切れなかったのでヤバイなと思いながらやっていたけど、後ろが(失点を)ゼロで抑えたのが良かった」と振り返った。
60分、長澤監督は、藤井とカプリーニを投入。プレスのスイッチを入れ直した。65分にはファビアン・ゴンザレスを投入。78分にカプリーニが密集地帯でゴンザレスにパスを通し、ボールをもらい直してシュートを放つなど、攻撃の姿勢を崩さなかった。そのぶん、カウンターのリスクも負ったが、イヨハは「センターフォワードは、僕と(市原)吏音で見て、こぼれ球をヤチ(谷内田)やアル(シルバ)が見てくれた。(相手の)カウンターにはなっていたけど、人数はいた。日ごろの積み重ねが出たと思う」と中盤との連係に手ごたえを感じていた。
そして80分、杉本、和田の投入がベンチからの最後の一手となったが、これが効いた。85分、敵陣に押し込んで攻撃を仕掛け直す中、カプリーニ、杉本、藤井のコンビネーションでバイタルエリアに侵入すると、藤井からパスを受けた杉本が、ペナルティアーク内から左足のコントロールショットをゴール左上に決め、待望の先制点を獲得。1万人超の観衆が沸いた。終盤は敵陣のコーナー付近でボールをキープ。1-0で勝利し、第15節仙台戦以来となるホームでの勝利を喜んだ。
暑さの中、球際や切り替えの早さ、全員守備からの攻撃など、大事にし続けていることが報われたことは、自信や確信を取り戻す、あるいは強くするのに大きな要素だ。下口は「後ろがゼロで持っていけば、途中から出てくる選手でパワーアップできる。自分は、そこにかけていた」と仲間への信頼を示した。谷内田は「アグレッシブにやること。夏できついけど、やれている。今は(暑くて)苦しいけど、涼しくなったら、もっと動けて爆発できると思う」と終盤戦へ勢いを生むイメージを描いていた。
次節は、札幌とのアウェイゲーム。J1自動昇格圏の2位浮上を目指し、3連勝を狙う。
(総評:平野貴也)
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監督コメント
今日は手話応援デーということで2,000人ぐらいの方が、全体で11,000人ぐらいの方が入ってくれたと聞いています。私もピッチにいるので、想いが本当に強くピッチ上に伝わってきました。それが勝たせてくれたんだなと思っています。笑って帰ってもらえるので感謝しております。
立ち上がりからすばらしい強度で入っていって、リスタート含めてしっかり押し込んでいきながら決めるチャンスもあったのですが、点が取れない部分も想定していたので、そのままハーフタイム帰ってきたときに、優勢と勝利は似て非なるものでまったく別物なので、やはり勝利してから優勢だったねという形でサッカーは進むので、そこをもう一回切り替えてと後半に入っていきました。
後半は、前半を少し飛ばしていったぶん、2トップのスイッチがかからなくなってしまい、相手のビルドアップで簡単にハーフウェーラインを越されるようになってしまったので、早めにカプリーニと(藤井)一志に代えて、そこからまたゲームが安定した形になりました。打ち合いになれば持っていけると思っていたので、打ち合いの様相が飲水後から出てきたので、ウチの交代の選手がしっかり準備していって、お互い間延びはしていたのですが、一発(杉本)健勇が仕留めてくれたことと、あと何よりもやはりソリッドにこの勝負になったときに先に開けてしまうとやられてしまうパターンなので、後ろの4人、ダブルボランチ、前方を含めてすごく全体がソリッドにゲームを進めてくれたと思います。
まだまだ攻撃の最後が雑な部分があって、そこで少し損をしてるところはあると思うのですが、まだ11試合残っていますのでなんとか改善してしっかり取り切れるようにしていきたいと思っています。
立ち上がりからすばらしい強度で入っていって、リスタート含めてしっかり押し込んでいきながら決めるチャンスもあったのですが、点が取れない部分も想定していたので、そのままハーフタイム帰ってきたときに、優勢と勝利は似て非なるものでまったく別物なので、やはり勝利してから優勢だったねという形でサッカーは進むので、そこをもう一回切り替えてと後半に入っていきました。
後半は、前半を少し飛ばしていったぶん、2トップのスイッチがかからなくなってしまい、相手のビルドアップで簡単にハーフウェーラインを越されるようになってしまったので、早めにカプリーニと(藤井)一志に代えて、そこからまたゲームが安定した形になりました。打ち合いになれば持っていけると思っていたので、打ち合いの様相が飲水後から出てきたので、ウチの交代の選手がしっかり準備していって、お互い間延びはしていたのですが、一発(杉本)健勇が仕留めてくれたことと、あと何よりもやはりソリッドにこの勝負になったときに先に開けてしまうとやられてしまうパターンなので、後ろの4人、ダブルボランチ、前方を含めてすごく全体がソリッドにゲームを進めてくれたと思います。
まだまだ攻撃の最後が雑な部分があって、そこで少し損をしてるところはあると思うのですが、まだ11試合残っていますのでなんとか改善してしっかり取り切れるようにしていきたいと思っています。
選手コメント
今日の勝利は本当にうれしかったです。ホームではずっと勝利を届けられなかったですし、今日にかけていたので、仙台戦ぶりにやっとホームで勝利を届けることができて良かったです。
今日は手話応援デーでもあったので手話での応援もすごくうれしかったですし、そうやって応援してくれる方に勝点3を届けることが今日の仕事だと思うので、まずはそこで勝てたことが良かったです。
ホームでしばらく勝てていなかったことは苦しかったですし、NACKを要塞や家と言っている中で、なかなか勝点3を届けられなかったことの責任を個人的にもすごく感じていました。今日みたいにソリッドさという自分たちの強みを出せて勝てたことはすごくうれしかったですし、やはりNACKは最高だと思いました。
愛媛戦もそうでしたけど後ろがしっかりゼロで持っていくことができれば、途中から出てくる選手でさらにパワーアップできるチームですし、今日はそれが(杉本)健勇くんでしたけど、すごく頼もしい選手がたくさんいるので、本当に感謝したいと思います。
Wエリア側のホームサポーターゾーンに向かって攻めているときは、すごくリズムも良いですし、「何かやれる」という自信もあります。サポーターの力で勝てたと思うので、本当に感謝しています。
僕たちはあくまでチャレンジャーですし、自分たちの目の前の試合で勝っていくだけなので、J3から上がってきたときの勢いをもう一回取り戻して、この2連勝を無駄にすることなく次につなげていきたいと思います。
今日は手話応援デーでもあったので手話での応援もすごくうれしかったですし、そうやって応援してくれる方に勝点3を届けることが今日の仕事だと思うので、まずはそこで勝てたことが良かったです。
ホームでしばらく勝てていなかったことは苦しかったですし、NACKを要塞や家と言っている中で、なかなか勝点3を届けられなかったことの責任を個人的にもすごく感じていました。今日みたいにソリッドさという自分たちの強みを出せて勝てたことはすごくうれしかったですし、やはりNACKは最高だと思いました。
愛媛戦もそうでしたけど後ろがしっかりゼロで持っていくことができれば、途中から出てくる選手でさらにパワーアップできるチームですし、今日はそれが(杉本)健勇くんでしたけど、すごく頼もしい選手がたくさんいるので、本当に感謝したいと思います。
Wエリア側のホームサポーターゾーンに向かって攻めているときは、すごくリズムも良いですし、「何かやれる」という自信もあります。サポーターの力で勝てたと思うので、本当に感謝しています。
僕たちはあくまでチャレンジャーですし、自分たちの目の前の試合で勝っていくだけなので、J3から上がってきたときの勢いをもう一回取り戻して、この2連勝を無駄にすることなく次につなげていきたいと思います。
前半はかなりチャンスを作れていましたけど、後半少し相手が息を吹き返してボールを持つシーンがありましたし、今までの感じだと後半少しひっくり返されて引分けで終わることもありましたけど、後ろの選手が我慢して耐えてくれた中で最後に点を取れて、後ろも最後までゼロで抑えてくれました。
得点シーンは、いい感じでボールが回っていて、最後出して動いてというところで、(藤井)一志やカプ(カプリーニ)の動きのおかげで相手の最終ラインが少し下がったと思うので、これは打てるなと思いました。コースは狙いどおりでした。
今日はサイドからも崩せていましたし、中は中で崩すというところも今年全員で取り組んでいるので、あとは最後のシュートのクオリティだったり、そこで決めきれなかったりということもあったので、前節の愛媛戦もそうですけど途中から出た選手が流れを変えることができれば、チームの勢いも出ると思いますし、良い競争になると思います。
手話応援デーをクラブとして大事にしてることを去年知って、去年の手話応援デーも点を決めたんですけど、決めるだけではなくてチームが試合に勝ったことが一番良かったと思いますし、今年もそれができたので、みんなが喜んで帰ってくれていたらすごくうれしいです。
今日勝てて良かったですけど、次もすぐに札幌戦があるので、切り替えてまた頑張ります。
得点シーンは、いい感じでボールが回っていて、最後出して動いてというところで、(藤井)一志やカプ(カプリーニ)の動きのおかげで相手の最終ラインが少し下がったと思うので、これは打てるなと思いました。コースは狙いどおりでした。
今日はサイドからも崩せていましたし、中は中で崩すというところも今年全員で取り組んでいるので、あとは最後のシュートのクオリティだったり、そこで決めきれなかったりということもあったので、前節の愛媛戦もそうですけど途中から出た選手が流れを変えることができれば、チームの勢いも出ると思いますし、良い競争になると思います。
手話応援デーをクラブとして大事にしてることを去年知って、去年の手話応援デーも点を決めたんですけど、決めるだけではなくてチームが試合に勝ったことが一番良かったと思いますし、今年もそれができたので、みんなが喜んで帰ってくれていたらすごくうれしいです。
今日勝てて良かったですけど、次もすぐに札幌戦があるので、切り替えてまた頑張ります。
また難しいゲームになるだろうなという展開だったと思いますけど、全員でしっかりと意思統一をして、やはり先に点を与えずにゼロで時間を進めていけたことがすばらしいゴールにつながったと思います。ホームでの勝利は久しぶりだったこともありますし、あれだけたくさんお客さんが入ってくれる中で勝てるということは選手冥利に尽きると思うので、これをまた続けていきたいと思います。
後から入ってくる選手を含めてウチはパワーがかなり出せると思うので、ゼロでいく時間をどれだけ長く保てるかということは今後もキーになってくると思うので、みんなとコミュニケーションを取りながら継続していければと思います。
後半何本か良いクロスを上げられていたので、そこはもしかしたらもっと寄せにこだわらなければいけないところかもしれないですけど、ただ中はしっかりマーキングができていたと思います。完全にクロスをゼロにすることはおそらく不可能だと思うので、より相手の精度を落とさせるというところはもっと突き詰めてトレーニングからやっていくしかないと思います。あとはキツい時間にどれだけ足を動かせるかもカギになってくると思うので、集中力高く守れればと思います。
僕たちは上に食らいついていかなければいけない立場ですし、落としてはいけないゲームが続くと思います。後から出てくる選手が結果を残すことはチームとしてすごく良いことだと思いますし、よりいっそう競争も激しくなっていくと思いますし、そういったところでチーム力は上がっていくと思います。もちろんスタートから出た選手たちも結果を残すのに必死ですし、後から入ってくる選手も結果を出すために必死ですし、それがチームの勝利につながると思うので、またしっかりトレーニングからやることが大事かなと思います。
(長澤)徹さんが「残り5試合でどこにつけていられるか」ということをずっと言っていて、本当に今その状況になっていると思いますし、自分たちは良い位置につけられていると思っているので、本当に残りの試合数も少なくなっている中で、自動昇格も優勝も目指せる位置にしっかりついていくことが今は大事かなと思います。目の前の1試合1試合をしっかり大事に戦っていかなければいけないと思いますし、まだこのあと上位対決もありますし、落とせないゲームが続いていくので、しっかり戦っていく準備をできればと思います。
後から入ってくる選手を含めてウチはパワーがかなり出せると思うので、ゼロでいく時間をどれだけ長く保てるかということは今後もキーになってくると思うので、みんなとコミュニケーションを取りながら継続していければと思います。
後半何本か良いクロスを上げられていたので、そこはもしかしたらもっと寄せにこだわらなければいけないところかもしれないですけど、ただ中はしっかりマーキングができていたと思います。完全にクロスをゼロにすることはおそらく不可能だと思うので、より相手の精度を落とさせるというところはもっと突き詰めてトレーニングからやっていくしかないと思います。あとはキツい時間にどれだけ足を動かせるかもカギになってくると思うので、集中力高く守れればと思います。
僕たちは上に食らいついていかなければいけない立場ですし、落としてはいけないゲームが続くと思います。後から出てくる選手が結果を残すことはチームとしてすごく良いことだと思いますし、よりいっそう競争も激しくなっていくと思いますし、そういったところでチーム力は上がっていくと思います。もちろんスタートから出た選手たちも結果を残すのに必死ですし、後から入ってくる選手も結果を出すために必死ですし、それがチームの勝利につながると思うので、またしっかりトレーニングからやることが大事かなと思います。
(長澤)徹さんが「残り5試合でどこにつけていられるか」ということをずっと言っていて、本当に今その状況になっていると思いますし、自分たちは良い位置につけられていると思っているので、本当に残りの試合数も少なくなっている中で、自動昇格も優勝も目指せる位置にしっかりついていくことが今は大事かなと思います。目の前の1試合1試合をしっかり大事に戦っていかなければいけないと思いますし、まだこのあと上位対決もありますし、落とせないゲームが続いていくので、しっかり戦っていく準備をできればと思います。
選手には「プレーの結果は逃げられない」と言っているので、それが本人たちの価値にもつながるし、チームの勝利にもつながるし、ワンプレーワンプレーの結果というのは必ず出るので、それにあまり無頓着にならないように、しっかり受け止めてダメだったら切り替えなければいけないし、そのあたりで吹っ切れた部分もあると思います。また次は別の局面になるので、しっかり準備したいと思います。
愛媛戦は最初に押し込まれる場面もありましたが、もし立ち上がりでやられたらやられたなりでまたゲームは進んでいきますし、起きた状況に対してやっていくしかありません。試合はそういうもので、選手たちには言ったのですが、もし自分たちが外したら逆の立場になりますし、そこはシビアになる必要があります。とは言えど、誰も手を抜いているわけではないので、ミスが起きたら全員でカバーしますし、そのあたりは忠実に、GKを中心にやれればと思っています。
前節は、ゲームチェンジャーが出ていってからの圧倒が大きかったので、ハーフタイムに少し話したのですが、「先発から行く意味は何か?」というところをもう少ししっかり踏まえていかなければいけなくて、一生懸命やっているのですが少し噛み合わない部分があって、「ここだけはこだわってゲームを進めよう」というところが少しズレていたのですが、それも今週確認したので問題ないと思います。
千葉戦の敗戦はダメージではありますが、内容はしっかりと保っているのでそれほど下を向く必要はなくて、あの試合も逆に言えば紙一重のゲームでしたし、それはやっぱりチームが日常をちゃんとやってきたかどうかです。とは言えど、勝点をしっかり稼いですばらしい位置につけているので、「ここでやらないとここまで積み上げたものがもったいないよね」というところで統一してやっていきたいと思います。
目指すところがあるので、残りゲームが少なくなってきたら振り返っていられないですし、進む以外に手はないのですが、もう少し食らいついていければあとは自力の世界になってくるので、なんとしても最後の5試合、4試合、3試合を他力にしたくないというのが一つあって、自力でなんとか持ってこれるポジションにさえいればあとはもう自分たち次第になるので、そこまではなんとか食らいつきたいと思います。
熊本の印象は、チャンスも作りますしピンチもありますし、たぶんウチにとってもそういったゲームになるので、しっかり取り切れるかが非常に重要なゲームになると思いますし、受けてしまうととんでもない結果になってしまうので、しっかり向かっていける準備をしたいと思います。
選手にも伝えたのですが、磐田戦で追いつかれてからホームで勝利がないのは事実で、事実からは逃げられないということを確認したのと、「サポーターの人たちが少しずつ変わってきてくれてるよね」という話をしました。最初は試合中から厳しい声が飛んだりしていたのですが、この間の千葉戦で彼らが必死に戦う姿を見て一緒に戦ってくれるというメッセージを我々は受け取ったので、やはりプロの世界なので自分たちは結果を出さなくてはいけなくて、そこで甘えてるわけにはいかないということは選手も感じているとは思いますし、そこは強く意識して次のゲームは選手とともにしっかり入っていこうと思います。サポーターの変化をみんなが感じましたし、逆に言えば「俺たちはこのままではダメよね」と。やっぱり目指すところはみんな一緒なので、しっかりと希望を与えられるようにということと、先ほども言ったように自力で持っていけるように、最後までついていかなければいけないので、相手も死に物狂いですが我々はそれ以上なので、しっかり食らいついていって、ホームは自分たちの庭であり要塞なので、しっかり臨みたいと思います。
前回対戦のときとはお互いにまったく別チームになっているので、また展開が違うのかなと思います。どちらにもチャンスとピンチがあるようなゲームになると思うので、そこから先、どちらがしっかりとプレーできるかということと、明確に最後までジャッジできるかということは問われると思うので、日常をしっかり出していければと思っています。